出版社内容情報
翌年5月に開催されるブライダルフェアに向けて、
猫番館の人々は少しずつ準備に取りかかり始めていた。
ブライダルフェアは、全館を貸し切りにした、一泊二日の宿泊プラン。
猫番館では初となる大がかりなイベントだけに、
パン職人である紗良も、できる限りの協力をしたいと思っていた。
秋も深まるある日、オーナーの綾乃に依頼された
ドレスデザイナーの親子が猫番館にやって来る。
彼女たちはフェアに合わせて新作のウエディングドレスを発表することになっていた。
だが、娘の花帆は、要の中学の同級生であり、元恋人だったのだ。
思いがけない再会にうろたえる二人――。
そんな中、紗良が花帆のドレスのモデルをつとめることになり……?
「こんなホテルに泊まってみたい」の声とともに
「こんな職場で働きたい!」という熱い声も寄せられる大人気シリーズ。
いよいよクライマックス目前の第7巻!
内容説明
翌年のブライダルフェアに向けて、オーナーの綾乃に依頼されたドレスデザイナーの親子が猫番館にやって来る。彼女たちはフェアに合わせて、新作のウエディングドレスを発表することになっていた。だが、娘の花帆は、要の中学の同級生であり、元恋人だったのだ。思いがけない再会にうろたえる二人。そんな中、紗良が花帆のドレスのモデルをつとめることになり…?
著者等紹介
小湊悠貴[コミナトユウキ]
神奈川県出身。2013年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
99
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/01/post-dd4409.html ようやく、要と紗良は気持ちを確かめ合ったのでしたが。いつも楽しいし、もう一巻くらいあってもいいかなぁ。2023/02/26
ツン
96
ホテルクラシカルのメンバーの過去とのつながりがあるお話ばかりで、「まさか最終巻じゃないよね?」と心配になったけど、違いました。二人の仲も進展したし、次も楽しみです。あえて言うなら、紗良のウェディングドレス姿が読みたかったけど。。2023/01/04
坂城 弥生
52
天宮の修行時代や沙良と師匠のお話とか過去を振り返る物語が多かったかな。2023/04/08
みにみに
45
横浜にある猫番館はいつだってホスピタリティ溢れる素敵ホテル。パン職人紗良とシェフ隼介、それぞれの師匠との思い出が語られてややノスタルジックに。鈍行列車だった紗良と要の関係もようやく進展してきていよいよ今後が気になる展開に。個人的には看板猫マダム視点の幕間が好き。2022/12/24
ネムコ
44
じれじれカップルだった紗良さんと要くんが急接近。相変わらず良い人しか出てこないストレスレス・ストーリー。看板猫のマダムのパートは良い箸休め。ひょっとして次巻がラスト?2023/01/21