集英社オレンジ文庫<br> 時をかける眼鏡―宰相殿下と学びの家

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集英社オレンジ文庫
時をかける眼鏡―宰相殿下と学びの家

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  • サイズ 文庫判/ページ数 249p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086804691
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「やっぱり人間って、何かあったら空を見上げるじゃないですか」

マーキス島を脅かした疫病の流行は、遊馬たちの活躍でどうにか食い止められた。
しかし天災や病といった人智を越えた災難に対して、自国があまりに小さく無防備であることを痛感した国王のロデリックは、
国の行く末の不安を遊馬に吐露し、「民の教育」について夢を語る。
疫病騒ぎで封鎖されたヨビルトン集落で、遊馬やフランシスが子供たちに行った授業の評判が良かったことに触れ、
「再度彼の地に赴き、学び舎を造れ」という命令を下す。
早速、遊馬とクリストファーは教師となるハンナを連れてヨビルトンに向かうのだが、思いもよらぬ問題が浮上して・・・・・・!?
はたして、遊馬たちの「学び舎」に子供たちの笑い声は響くのか・・・!?

大人気!法医学者が描くタイムスリップ・ミステリー、待望の新刊!

内容説明

マーキス島を脅かした疫病の流行は、遊馬たちの活躍でどうにか食い止められた。しかし人智を越えた災難に対し、自国があまりに小さく無防備であると痛感した国王ロデリックは国の行く末を案じ、「民の教育」についての夢を遊馬に語る。疫病で封鎖された集落で、遊馬たちが行った授業の評判が良かったことに触れ、「再度彼の地に赴き学び舎を造れ」と命ずるのだが!?

著者等紹介

椹野道流[フシノミチル]
2月25日生まれ。四緑木星・魚座のO型(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

36
遊馬たちの活躍でどうにか食い止められたマーキス島を脅かした疫病の流行。人智を越えた災難に対して国王のロデリックが自国があまりに小さく無防備であることを痛感する第九弾。疫病騒ぎで封鎖された集落で、遊馬やフランシスが子供たちに行った授業の評判が良かったことに触れ、学び舎の設置の命を下すロデリック。教師となるハンナを連れて集落に向かった遊馬とクリスが直面する思いもよらぬ問題。どこにでも根拠のない差別はあるものですけど、こういうのは地道に解決してゆくしかないんですよね。しかしフランシスの意外な一面は良かったです。2022/11/17

Walhalla

32
シリーズ9作目です。8作目までの発行ペースと比べると少し間が空いたようですが、シリーズが終わっていなくて良かったです。今回は「民の教育」がメインとなっていますが、そこには色々な問題もあって、それらに立ち向かう様子に応援したくなりますよね。法医学ミステリーの要素が薄かったのは少し残念ですが、新しい展開の予感もあり、次巻も楽しみです。2024/05/23

よっしー

28
久しぶりにこのシリーズを読めました。今回は死病を乗り切った村に新たな学び舎を作るお話。学問の重要性は村人達にも理解されており、アスマとクリスは当然の如く受け入れられていましたが、先生として派遣された女性がワケ有りで…。本人にはどうにもならない事で差別が起こるのはモヤモヤですが、今も起こっているんですよね。皆仲良くは難しいですが、偏見を無くす努力は怠ってはいけないんだろうと感じました。2024/05/16

るぴん

25
久しぶりの「時をかける眼鏡」。今作のテーマは教育と差別と偏見。疫病で全滅した村でたった1人生き残った人間に対する差別。奇跡の子として崇められる場合もあれば、呪われた子として蔑まれる場合もあるんだ…。今回もアスマの法医学はほとんど出番がなかったけれど、マーキス王家が推し進める国づくりは一歩前進したようだ。宰相フランシスが一目惚れとは意外だったな〜。2022/09/25

DONA

21
今回はほぼアスマの医学の知識は関係ない感じでしたけど、こちらの世界での知識というか常識を伝えることが出来て存在意義があったかな?と。「学ぶ」ことの重要性や当たり前に「学ぶ」ことが出来ている自分の境遇のありがたさに気づける巻でした。それにしても先生の境遇も辛いな・・。せっかく守られた命なのにそれがマイナスになるなんて。2024/10/26

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