出版社内容情報
千年以上も昔、街にはあやかしたちがはびこり、襲われた人たちの亡骸が道ばたに転がっているのも珍しくないという、秩序が存在しない時代があった。しかし御上が陰陽師にあやかしを退治するよう命じたことから、あやかしたちは表舞台から姿を消した。そして時は移ろい、老舗料亭の名店“花むしろ"を営む華族・蓮水家に縁談が舞い込んだ。相手は帝都で御上の信任も厚い歴史ある祁答院家の当主・伊月。なぜか妻にと望まれたのは、正妻の子である妹ではなく、妾腹の長女・瀬那。父は名家との繋がりが出来ると喜んでいるが、この婚姻には大きな問題があった。蓮水家は人にまぎれて暮らすあやかし・妖狐の家系で、祁答院家は天敵・陰陽師の家系なのだ! 正体がバレたら退治される!? 緊張の新婚生活が始まった!
内容説明
かつて陰陽師たちの活躍によって表の世界から追いやられたあやかしたちは、人々の中に隠れ暮らしている。老舗料亭“花むしろ”を営む蓮水家も、変化が得意な妖狐の一族だ。そんな蓮水家に縁談が持ち込まれた。相手は帝都でも御上の信任が厚い名家の当主・祁答院伊月。父親は喜んでいるが、この婚姻には大きな問題が。祁答院家は、あやかしたちの天敵・陰陽師の家系で!?
著者等紹介
江本マシメサ[エモトマシメサ]
長崎県出身。少女小説を読んで育ったライトノベル作家。著書に『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』シリーズ(宝島社)、『浅草ばけもの甘味祓い』(小学館)、『養蜂家と蜜薬師の花嫁』(新紀元社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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