集英社オレンジ文庫 吸血鬼と呪いの森

赤川 次郎【著】

集英社（2020/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 229p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086803298
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

両親とともに森の中に建つ新居に引っ越してきた、中学生のめぐみ。
喜びもつかの間、新居にある違和感を感じるようになっていた。
昔、家庭教師をしてくれていたエリカに不安な心中を告白するめぐみ……。
「幸せ」の象徴だったはずの新居に隠された秘密とは?
表題作ほか二篇を収録。
吸血鬼はお年ごろ最新作!

内容説明

両親とともに森の中に建つ新居に引っ越してきた、中学生のめぐみ。喜びもつかの間、新居にある違和感を覚えるようになっていた。昔、家庭教師をしてくれていたエリカに不安な心中を告白するめぐみ…。幸せの象徴だったはずの新居に隠された秘密とは―？正義の吸血鬼父娘が、どんな相手にも立ち向かう！吸血鬼はお年ごろシリーズ、最新作！

著者等紹介

赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年福岡県生まれ。１９７６年、「幽霊列車」で第１５回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。２００６年、第９回日本ミステリー文学大賞を受賞。２０１６年、吉川英治文学賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Kana]

クロロックとエリカは正義の味方で弱い者の味方。悪者がやられるところはスッキリする。そろそろエリカにも素敵な彼氏をつくってほしいところ。継母涼子のエリカに対する扱いが気の毒。

2020/07/19

[白雪ちょこ]

今回も、スラスラとテンポよく読むことができたが、第1話の内容はスッキリ感があったものの、残りの二つはモヤモヤ感が沢山残り、首を撚るようなオチとなってしまっていたため、そこが残念だった。 あと、作者の展開でよくあるパターンだが、犯人をパンチ一発で気絶させるシーンがよくあるが、人はそんな簡単に上手くパンチは入らないし、犯人もそんな簡単に気絶はしないと思う。 しかし、その読みやすさと軽さを重視にしていれば、仕方ないかな?とも思う。 吸血鬼シリーズは、相変わらず妻の涼子の嫉妬深さが、ゾッとするほど怖い。

2021/11/11

[小春日和は秋]

吸血鬼シリーズです。流石の赤川次郎さん、アッサリ読み終わりました。それにしても、涼子さんはもう少しエリカに優しくして欲しい。クロロックもそこは気を使わないとね。

2020/07/20

[bookshelf_yt07]

森の中の一軒家へ引っ越してきた中学生のめぐみと両親。しかしその森が家を襲う感覚に。めぐみは家庭教師をしている神代エリカに打ち明ける他２編収録。 オレンジ文庫から読んだけど、これまでと比べて、恐妻と息子が登場していたかな。

2024/08/09

[よっしー]

面白いんだけど、話が薄いのはもう仕方ないのかな…。涼子がクロロックに嫉妬深いのはご愛敬だけど、エリカに対してあんなに邪険にしてたっけ？性格変わり過ぎな気がするんだよね…。

2020/08/20