出版社内容情報
正当派吸血鬼の父・クロロックの海外出張について、ドイツにやってきたエリカ。
年下の義母・涼子に、クロロックのお目付役をするよう言い含められたのだ。
二人は、取引先の工房で、美しい日本人の修道女アンヌ・マリーと出逢う。
日本語がほとんど通じないドイツの田舎町に、なぜ日本人の修道女が?
しかも、彼女は数年前にある騒動を受けて姿を消した元有名女優で…!?
大人気ミステリーの最新作!
表題作『吸血鬼に鐘は鳴る』のほか、
『吸血鬼とバラ色のドレス』『吸血鬼は鏡の中に』の2編を収録。
内容説明
「正統」な吸血鬼の父・クロロックのお供でドイツにやってきたエリカ。年下の義母涼子に、クロロックのお目付役をするよう言い含められたのだ。二人は、取引先の工房で、美しい日本人の修道女アンヌ・マリーと出逢う―。日本語がほとんど通じないドイツの田舎町に、なぜ彼女は暮らすのか?表題作のほか2編を収録。大人気「吸血鬼はお年ごろ」シリーズの最新作!
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。2016年、吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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