出版社内容情報
思わぬ急病で教員採用試験を受けられなかった碧。就職活動をはじめて3カ月、縁あって私立女子高から内定をもらうことができた。
教師だった亡き母に、同じ道を歩むことを報告し、立派な教師になることを誓う。
その後、碧は「ゆきうさぎ」のアルバイトに復帰、恋人で店主・大樹との穏やかな日々が戻ってくる。
鎌倉への紅葉狩り、誕生日プレゼントの交換、ほんわかとした幸せに包まれていたある日――。
老舗旅館の女将で大樹の祖母・葉月が訪ねてくる。ふたりが交際していることを知った葉月は、碧の出勤日にあわせて来店。
「翡翠ナス」をリクエストするけれど、厳格なたたずまいの葉月に碧はすっかり萎縮してしまい……!?
小料理屋舞台のハートウォーミングストーリー、第8巻!
内容説明
就職活動をはじめて3カ月、碧はついに私立高から内定をもらうことができた!教師だった亡き母に同じ道を歩むことを報告し、その後「ゆきうさぎ」のアルバイトに復帰。大樹との穏やかな時間が戻ってくる。そんなある日、大樹の祖母・葉月が突然店にあらわれる。老舗旅館の女将だった葉月の気品あふれるたたずまいに、碧はすっかり萎縮してしまうが…!?第8巻!
著者等紹介
小湊悠貴[コミナトユウキ]
神奈川県出身。2013年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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柊文庫本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
南北
124
シリーズ8作目。碧もついに私立高校から内定をもらうことができて、一安心というところです。都築さんの双子の姉が登場したり、大樹が老人ホームへのボランティアに行ったりして、相変わらず穏やかに過ぎていく話が多い中で大樹の父方の祖母、葉月の登場は強烈でしたね。旅館の女将の経験もあり、今は行儀作法の教室をしているので、碧には苦手なタイプかもしれません。 2019/08/28
野のこ
71
タマちゃん内定決まってよかったぁ♪クリスマスでは思いやりのこもったプレゼントに心がほっこりしました。抱きついちゃうタマちゃんが可愛い。蓮くんミケさんカップルも仲良くしててよかよか♡栗きんとんのクリームチーズタルトが食べたい。表紙の焼きりんごのハッセルバック風も美味しそう🍎溶けかけたバニラアイスに絡めて。。♡次回は大樹くんの実家にご挨拶かな。安心して読めるからこのシリーズ大好き! 2019/11/11
hirune
63
ゆっくりじっくりと大樹と碧の関係は進んでいってますね。大樹の厳しくて面倒くさそうな祖母がしゃしゃり出てきましたが、前向きで素直な碧の気質なら問題なさそうだし、未来は明るそうです(夢の教員採用も決まったし)ほんわかと幸せそうな一冊でした。2021/05/12
佐島楓
62
先行きが仕事・恋愛共に安定するふたり。見ていて安心したものの、まだ増える登場人物。嬉しいことに、まだ物語は続きそう。一波乱あるか?2019/06/22
ゆかーん
60
就職決まっておめでとう!!素敵な始まりに心がウキウキしていたら、大樹くんの祖母の強烈キャラクターにタジタジ…。2人の恋路を邪魔する面倒な人かと思ったけど、碧ちゃんの人となりを見て、お付き合いを認めてくれたみたい(*´∀`*)そんなラブラブな2人ですが、密かに碧ちゃんに想いを寄せる都築君の存在がひっかかる…。碧ちゃんモテモテですね(笑)今回はあまり料理の話が出てこなくて残念だったけど、ユキウサギは老若男女いろんな人から愛されているお店だとわかって良かった!社会人になってもこのまま変わらない2人でいてほしい!2019/12/06
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