出版社内容情報
大学生の遠流は、この世にはあり得ない世界を幻視してしまう特異体質。ある日、ユニコーンの群れの幻覚を見たことから、不思議な組織でアルバイトすることになって!? 自分の「居場所」を探す幻想物語!
縞田 理理[シマダリリ]
TCB[ティーシービー]
内容説明
この世界とは違う次元にある、別の世界。北関東にあるだいば市は、そうした世界との壁が薄くなりやすい特異点だ。だいば市には、異世界からの来訪者が生活していたりもする。提波大学に通う遠流は、昔から幻を視てしまう体質に悩んでいたが、それが異次元世界を視ていたことを知り、異次元世界人との共生を推進する機関でアルバイトをすることになるが…?
著者等紹介
縞田理理[シマダリリ]
東京生まれ。ウィングス小説大賞出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
41
事象がわかりにくい。わたしにはとてもイメージしづらい世界観だった。そこが残念。2016/11/19
ダージリン
25
異世界を見てしまう体質に悩まされ、自分の居場所を見いだせなかった遠流は、自分にしか見えないはずの幻覚がクラスメイトの百瀬くんと体験を共有でき、それがきっかけで世界が一気に広がっていくのにぐっと引き込まれました! 共生推進課とかいいなあ(笑)。遠流たちの活躍をもっと読みたいので続編希望です~♪2017/01/15
波璃子
18
不思議な世界観が良かったです。アンリがかわいい。さらっと読めた。1冊に収めるということで兼ね合いもあるんだろうけど、この世界をもう少し味わっていたかった。続きとかないのかな。2016/11/28
しましまこ
12
異次元交差点だいば市に行きたいよ~!ユニコーンの群れ!!黄金ささみ貢ぎます。アンリさんハイタッチしてくれないかしら。2016/11/23
getsuki
10
自分の居場所を見つけられずにいた主人公・遠流の成長物語。ユニコーンを始め、説話や幻想世界の住人があれこれ登場するあたりは縞田さんらしいですね。アンリのもふもふは癒しだ(笑)綺麗に一冊で終わっているけれど、もう少しこの世界が読めたらいいな。2016/11/21