集英社オレンジ文庫<br> 眠れる森の夢喰い人―九条桜舟の催眠カルテ

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集英社オレンジ文庫
眠れる森の夢喰い人―九条桜舟の催眠カルテ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784086800730
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

他人の意識が見えてしまう能力を持つ砂子は勤めている寝具販売店で奇妙な客にスカウトされる。彼の名は、九条桜舟。催眠療法士の彼に、患者が苦しむ原因を取り除く“獏"に勧誘されたのだが…?

内容説明

他人の夢が見えてしまう能力を持つ砂子は、勤めている寝具販売店で奇妙な客にスカウトされる。彼の名は、九条桜舟。催眠療法士を名乗る彼に、患者が苦しむ原因を深層心理から取り除く“獏”に勧誘された砂子が出会うのは、美しくもアクが強い三人の獏達と、不安や苦しみを抱えクリニックを訪れる患者達…。その心に秘められた謎に迫るサイコロジカル・ミステリー!

著者等紹介

山本瑤[ヤマモトヨウ]
1972年3月26日生まれ。「パーフェクト・ガーデン」で2002年度集英社ノベル大賞佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

49
ひょんなことから催眠療法クリニックの手伝いをすることとなる寝具販売員の砂子。そこで出会ったのは、一癖も二癖もある仲間と厄介な患者たちだった。フロイト的な深層心理を暴き出される患者たちと、自らの能力に傷つき続ける砂子の自己受容の物語。筆致が丁寧で好感が持てた。2016/07/06

もも

43
他人の夢を見てしまう砂子と、催眠療法士の桜舟。そして個性的な3人の『貘』達の話。さらっと読めました。催眠療法で患者が苦しむ要因を深層心理から取り除く桜舟。そしてそれを手助けする『貘』。入ってる話は2話ですが、砂子が『貘』として仕事するまで、しっかりとまとまっていました。うーん、砂子も含めて出てくる人物は皆ワケ有りな感じですね。個人的には『シボラ』のスリーピングルームがいいなあ。高い寝具は手を出せませんが憧れます。2016/06/01

蝶よ花You

32
心に安らぎを。栄養を。在りたい居場所を。昔から悪い夢を喰べてくれる象徴として描かれる獏。架空の存在として、けれど、悪い夢を喰べる救世主の様なものとして、実態のないものながら「在る」ものとして望まれ語り継がれていますが、それが催眠療法士の元、深層心理に働きかけ人の悩みの深い所にある権化を喰らう者として、「人」として生きる獏が存在する…という話。獏の能力で苦悩を伴う人生を少なからずおくってきた人間達が、催眠療法士の元自分の力の活かし方や居場所を見つける物語。患者の解し方も優しく、とても読み心地の良い作品です。2017/03/18

よっち

30
他人の夢が見えてしまう能力を持つ砂子は、勤めている寝具販売店で奇妙な客・九条桜舟から妙な仕事にスカウトされる物語。自らも悩みを抱えながらも、仕事では凛とした姿勢で顧客から信頼を得ている砂子。そんな彼女が桜舟に誘われた患者が苦しむ原因を深層心理から取り除く仕事に関わってゆくうちに、ズボラに見えて仕事には真摯な桜舟、そんな彼の仲間たちや患者たちとの交流を通じて変わってゆく繊細な心理描写がとても良かったです。雰囲気が自分好みでこの仕事や登場人物たちにもまだまだ謎が多く、続編があるようならまた読んでみたいですね。2016/05/03

ううち

24
寝具店に勤める主人公が、ちょっと変わった能力の持ち主で、催眠療法クリニックにスカウトされて患者の悩みを解決していくというお話。クリニックのメンツが個性的で、今後の流れも気になります。早く続きが出ないだろうか。シボラのスリーピングルームを体験してみたい。2017/02/18

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