集英社オレンジ文庫<br> 鎌倉香房メモリーズ〈2〉

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集英社オレンジ文庫
鎌倉香房メモリーズ〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086800334
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ほんとうの七夕物語を知っていますか? 夏がくるたびに思い出す──。香乃と雪弥が、まだ幼くて……ひとりぼっちだった頃に出会った、凛とした人のこと。あの日の「香り」ミステリー、続編!

内容説明

人の心の動きを香りとして感じる力を持つ香乃。ある晩、祖母の笑顔と張り詰めた香りとが、ばらばらなことに気づいたけれど…!?夏の夜をたゆたうのは、甘い香りか、あの日への想いか…。今は亡き祖父から、祖母の三春へ贈られた世界でたったひとつの香りとは!?あの日の恋を蘇らせる。ほっこり、あったか香りミステリー。大好評シリーズに、待望の続編が登場!!

著者等紹介

阿部暁子[アベアキコ]
岩手県出身。『陸の魚』で雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選。『いつまでも』で2008年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SJW

111
最近の私のお気に入りシリーズ第2弾。鎌倉にある香房を営む三春の孫娘 高校2年生の香乃とアルバイトの大学生 雪弥が香りのミステリーを解決していく。第1話は香乃が小学生の時にお世話になったタマ子を思いだし偲び、第2話は祖母の実家の香道八柳流の宗家に起きた騒動、第3話は雪弥の実家の秘密が分かり、第4話は近所の貞臣の不幸に絡む顛末。興味はあるものの知らなかった香道の組香の様子が分かりなかなか興味深かった。プロットもかなり先まで練られていたり、描写も的確なのが面白さの理由かな。2020/04/12

ももたろう

108
表紙の雪弥さんがのび太か新八に見えてしまう…長身でクールで涼しげな目をしているはずなんだけどなぁ~雪弥さんの叔父の和馬さんが面白かった。男も女もOKな所とかいいですねー。また出てほしい!岸田家もこれくらい変な人がいるんだから細かいことで雪弥さんをいじめなくてもいいのに~と思いました。雪弥さんが香乃が連れ去られて冷静さを失っている所がよかったです!雪弥さんは香乃に対してもっと暴走して下さい!前巻では手をつなぎ、今回はそっと抱き寄せられて…雪弥さんと香乃の距離がじわじわ~~と縮まっているのが良いです。次は秋?2015/08/26

ちはや@灯れ松明の火

94
空から流れ落ちる涙を受けて古都を彩る紫陽花は色を変えていく。戻らない日々、帰らない人、かなしみが深めた青。星の川を渡る短冊の小舟はラベンダーの香をまとわせて、凛と菖蒲咲く水面に浮かぶのは梅桃桜揃って笑う春の面影。どうして忘れられよう、共に過ごした刻を。かぼちゃケーキの甘いぬくもりに覚悟を潜ませて、絶やすことない線香の灯に託すのは口にできなかった親愛。この人とずっといたい、言の葉に変えた祈り。梅雨が明け眩い夏へ、涙の跡を乾かすように降り注ぐ陽を浴びて、あの人に届けたい想いを乗せた香りが青空へと昇っていく。 2016/06/07

aoringo

86
最近心が疲れ気味でこの本の甘い優しさが受け付けられなくなっていた。なので読みかけのままになっていたので最初のほうの記憶があいまい。久しぶりに開いてみたらうっとりするようなお香の香りと出てくる人達の暖かさに自分が元気になっていたのを実感できました。悲しい話もあったりしたけど、三春おばあちゃんの恋や雪弥の家族のことなど少しずつ全体像が分かってきた。くっつきそうでくっつかない二人がもどかしい!2020/04/11

ツン

84
読んでいると泣けるけど少し足踏みしている気が。。もう少し二人の仲が発展しても良くないですか?香乃の能力って誰かと似ているなと思っていたら、今野敏さんのSTシリーズの黒崎さんでした。彼も嗅覚がすごくて、人間ガスクロ、人間嘘発見器とも呼ばれていて。2022/02/03

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