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集英社be文庫
小さな食京都案内

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  • サイズ 文庫判/ページ数 207p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086500975
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C0195

内容説明

京都は本当にお菓子屋さんが多い。といって凌ぎを削っているふうでもなく、相も変わらず、そこにある、といった感じです。たぶんそれぞれが看板のお菓子を持っているからでしょうね。東京のお店にはない余裕を感じます。都が移っても京菓子が衰退することなく、むしろより洗練されていったのは、茶の湯文化があったからこそ。

目次

第1章 花菓子、春摘みの旅(伊賀上野から都の飛び来る桜かな―伊賀上野天神前 含芳 紅梅屋;お花見は、下鴨神社の神さまと―下鴨茶寮 ほか)
第2章 祭りの食遊び、夏の涼捜し(おきなの鱧で夏が来ぬ―おきな;祇園、花見小路でかわいい懐石―祇園かんから ほか)
第3章 実り、ゆかりを味わう秋に(ウソターソースをぬったら洋食―壹錢洋食;ちりめん山椒から床もみじまで―三宝庵 ほか)
第4章 古都を、冬茶碗に入れて(御所の門を潜った粽―川端道喜;店の名は、店の体を表す―嘯月 柳櫻園茶舗 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

百花

3
文庫本サイズの読みやすい旅行ガイドブックはありそうで、なかなか無い。この手のひらサイズの京都案内は著者が意図を持って著した一冊。色あざやかな和菓子や料理の写真が食欲と旅心を誘う。京都の古民家である町家を借りるにあたって、大きな手をかけ住みやすくしたあと、そこから発信された数々の提案が読者の京都への興味を呼び起こす。手にして嬉しい作品だった。2019/01/15

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