内容説明
120歳まで生きることを決意した女優の七不思議。好評『まどわく』、『卵を抱えて』につづく、第3弾ロングセラー・エッセイの文庫化。
目次
賢いオッパイ
運命の、女優
少年効果その1、その2
結婚しない訳と別れる訳
過酷な旅と激安の旅
いちじくの木
窓
電車の中
ボクさんと私と
「オレ!」と「ワタシ!」〔ほか〕
著者等紹介
桃井かおり[モモイカオリ]
東京生まれ。12歳で英国ロイヤルバレエアカデミー留学。文学座養成所を経て、1971年映画デビュー以来、日本アカデミー賞をはじめ、数多くの映画女優賞を受賞し、一躍時代を代表する女優となる。テレビ、舞台、CMでも鋭い感性と、個性的な演技で活躍。またジャズシンガー、プロデューサー、シナリオライター、監督としての活躍の場も広げ、多才ぶりを発揮。ダイヤアクセサリー(MoMoi IN Maki)のデザインもてがけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鎌田一恵
8
エッセイかと思ったら、小説もおりまぜられていた。 なんとなく、彼女はとても男らしい人だと思ってきたが、とっても乙女で愛おしい人だと知った。後10年でこんな女性に近づくことができたら、素敵な老後を過ごせそうな気がした。2017/01/21
桜もち 太郎
3
映像で見る彼女はとても魅力的で、秘めた物があるように見えますが、作者の本音を知るという所まではいきませんでした。アフリカをはじめとする旅行記に主が置かれていたところが多いせいかもしれません。他のエッセイもあるようなので、そちらも読んでみようかと思います。アフリカ・ポロロ族の話はよく、35歳で老人、どんどん生まれ死んでいく。価値観、時間の流れ、命の長さの違いがよいというか、本来の人間の有りようを見るようで羨ましく思えました。24時間というルールは彼らにはないのでしょう。2本の短編はう~んという感じでした。2016/07/18
papicocoffee
2
あちらこちらで奔放な笑顔をのぞかせる、"モモイカオリ"という女性。彼女の「うつくしき厚かましさ」…ちゃんとした大人だった。どこらへんが本当の彼女なのかわからない。「女は生まれたときから女優」、たしかにそうだけど、生きていたらほんとに女優になってしまった人って、こんな感じなのかしらと思った。2008/07/21
Nora
0
犬のタマゴの話に涙が止まらなかった。2016/03/12
a-chan❤︎
0
すごい人だな。 歳を重ねても本当に綺麗な人、と思っていたけど それ以上にタフすぎる!と驚きました2016/01/20
-
- 和書
- おかえり