内容説明
日本人なんだから、魚の一匹おろせなくてどうする!から始まったアガワvs.和食の格闘技。読んで美味しい、作って感激のレシピ36。
目次
第1章 魚
第2章 卵
第3章 豆腐
第4章 天ぷら
第5章 煮物
第6章 ご飯とお寿司
第7章 だしと鍋物
第8章 松花堂弁当
著者等紹介
阿川佐和子[アガワサワコ]
東京都生まれ。1976年慶応義塾大学文学部卒業。織物工房で修業ののち、’83年よりTBSテレビ『情報デスクToday』『NEWS23』等のアシスタントキャスターを務める。’00年には映画『カラフル』に初出演
野口日出子[ノグチヒデコ]
大阪府生まれ。大阪の日本割烹学校で料理の基礎を学ぶ。結婚後、育児に専念していたが、1941年より、恵比寿中国料理学院で陳健民氏に中国料理を学び、同学院師範となる。’46年から近茶流柳原料理教室で柳原敏雄氏に師事し、同教室の助手をつとめる。現在は、野口日出子料理教室(東京自由が丘)を主宰。懐石料理から中国料理まで、幅広く教授している
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
37
お米のとぎ方、魚のおろし方・・・。きちんと基礎から、アガワさん自らが体当たり修行をなさって作られた本。野口先生のお人柄もあるのだと思いますが、とても楽しい一冊でした。やはり手間を惜しまないことがポイントなのだなぁ。お料理の作り方だけでなくアガワさんのエッセイも読めて、得した気分。2015/01/22
もといま。
10
作ったもの、切干し大根の煮物、おいなりさん、いわしの辛煮。どれも好評。特に男性に。おいなりさんは、お花見などに最適。とにかく好評。おすすめです。2016/06/30
あや
4
独身時代の阿川佐和子さんが今さら訊けない和食の基本を学ぶ素晴らしい和食初心者本。これを持ってお嫁に行きたい。2020/03/31
マロングラッセ
1
ひと世代前の定番料理。こうゆうのをきちんと作れると女の株が急上昇するんだよな、きっと。阿川さんの文章が軽快でよい。2014/07/10
kama
0
★★★ 料理は好きなんでいろいろ納得いかない部分もある。先生はー関西人なのでー煮魚に砂糖を使わないとおっしゃるが他の料理には使いまくり,鯵をおろせても、鰹は難しいぞ。それより阿川氏の文章をもっと読みたっかた。写真少々(阿川さんの姿を見たくないと言っているわけでは無い)の文章バージョンを読みたい。一番のインパクトは先生の髪型か?2012/03/03