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出版社内容情報
アーケンをその身に宿したティグルの裏切りによって、ジスタート王国の王都シレジアは陥落した。
戦姫となったエレンとサーシャは王都を脱出した二万の兵を率いて、西の国境にそびえるヴォージュ山脈を抵抗のための拠点とし「戦姫の娘」リュドミラが陣地の構築を指揮した。
キュレネー軍と戦う方法を模索する中、黒弓の使い手アヴィンは、リュドミラが戦姫になることを望む。
一方、ティグルは使徒セルケトによって、アーケンの器になるための儀式をほどこされながら、エレンたちを討つべくキュレネー軍を動かそうとしていた。
絶望の世界で冥府の神に抗う魔弾シリーズ最終章、第二弾。
内容説明
アーケンをその身に宿したティグルの裏切りによって、ジスタート王国の王都シレジアは陥落した。戦姫となったエレンとサーシャは王都を脱出した兵たちを率いて、西の国境にそびえるヴァンペール山を抵抗のための拠点とし「戦姫の娘」リュドミラが陣地の構築を指揮した。キュレネー軍と戦う方法を模索する中、黒弓の使い手アヴィンは、リュドミラが戦姫になることを望む。一方、ティグルは使徒セルケトによって、アーケンの器になるための儀式をほどこされながら、エレンたちを討つべくキュレネー軍を動かそうとしていた。絶望の世界で冥府の神に抗う魔弾シリーズ最終章、第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
アーケンをその身に宿したティグルの裏切りにより、陥落したジスタート王国の王都シレジア。戦姫となったエレンとサーシャは王都を脱出した兵たちを率いて反撃の機会を伺う第2弾。西の国境ヴァンペール山を拠点として陣地の構築を指揮する戦姫の娘リュドミラ。キュレネー軍と戦う方法を模索する中、リュドミラが戦姫になることを望む黒弓の使い手アヴィン。キュレネー陣営も一枚岩ではなくそれぞれ思惑から動いていて、諦めない彼女たちの献身で最悪の事態を免れる可能性も見えてきましたけど…厳しい状況は続いて今後の展開が読めない状況ですね。2024/03/07
Abercrombie
2
分かたれた枝の先。これまでのスピンオフ作品すべてを、異なる道を選んだバージョンとして世界設定に取り込んでしまうとは、作者の開き直りもこれに極まりけりだ。仲間を逃がすため、ひとり邪神に侵食されていた主人公が、予め仕込まれていた伏線により復活。このへんの話運びはやっぱり手慣れたもんだと感心するけど。2024/03/11