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出版社内容情報
田舎の集落で小さな工房を営む薬売りの男。
彼はある日、買い出しの帰りに馴染みの質屋に声をかけられる。
薬の素材に引き取らないかと勧められたそこにあったモノ……いや、そこにいたのはボロボロのエルフの少女だった。
黄金の髪、翡翠色の瞳、白い肌をした体に走る無数の傷痕に、強い怒りを覚えた薬売りは、彼女に手を差し伸べ、治療を施すことに。
か細い声で、ひたと故郷への帰還を願う彼女を薬売りは救い届けることができるか。
そして異なる種族の二人に次第に生まれていく絆。
命とは、人間とは、二人の数奇な運命を描く異世界ファンタジー、初の小説化!!
内容説明
田舎の集落で小さな工房を営む薬売りの男。彼はある日、買い出しの帰りに馴染みの質屋に声をかけられる。薬の素材に引き取らないかと勧められたそこにあったモノ…いや、そこにいたのはボロボロのエルフの少女だった。黄金の髪、翡翠色の瞳、白い肌をした身体に走る無数の傷痕に、強い怒りを覚えた薬売りは、彼女に手を差し伸べ、治療を施すことに。か細い声で、ひたと故郷への帰還を願う彼女を薬売りは救い届けることができるか。そして異なる種族の二人に次第に生まれていく絆。命とは、人間とは、二人の数奇な運命を描く異世界ファンタジー、初の小説化!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
12
辺境の村で薬売りを営む男が、馴染みの質屋から商品としてボロボロのエルフを勧められ始まる物語。―――例え血濡れたこの手でも、守り通す信念の為に。 便利な魔法も薬も無いからこそ、一歩ずつ出来る事をこつこつと。手探りな面もありつつ治療する中、取り戻していく中で思いを育んでいく物語であり、歴史の大河の流れの中の一つ、全体から見れば小さな流れでも確かにそこに在る愛おしさあふれる物語である。これからもみんなで、大切なものを増やして。愛し合う二人が進むのは、何気ない幸せな日々である。 うん、とても面白かった。2024/01/05
たまご
10
原作は読んでいたので内容は分かった上で読み進めました。とにかくリズレと薬売りが私のイメージそのままで思わず唸らされました。取り分け薬売りのリズレを想う気持ちが胸を打ちます。少しずつ回復していくリズレの様子もまた感動的でした。イラストと本文の親和性が高すぎ!ほんと素晴らしい。若干警戒していた胸糞シーンは、描写がある程度控えられており気分を著しく害することはありませんでした。このあたりを気にして避けていた人でも問題ないかなと。ボロボロのエルフさんが完全無欠の幸せを手に入れるまでの奇跡の物語。良かったです。2024/01/10
高城剣
3
原作の良さが、そのまま出てる。2024/01/11
BlueBloodWOLF26
2
Xで掲載されてた頃から追って読んでました。元々所謂漫画形式ではなく1枚絵にまとめた感じの掲載でコマ割しない変わりに情報を集約して掲載されていたので(掲載後半は普通にコマ割にされましたが)見えない部分というのがどうしてもありました。文章でそこら辺がある意味での加筆が加えられていたのが良かった。その逆もありましたが。どちらにしてもマイナスに感じる事はなく読みきれて良かった。2024/01/15
ききぞう
1
良質なファンタージーです。話中ドンパチはほぼなし。 文章も上手でストレスなく読めます。2025/01/25
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