ダッシュエックス文庫<br> 魔弾の王と聖泉の双紋剣(カルンウェナン)〈6〉

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ダッシュエックス文庫
魔弾の王と聖泉の双紋剣(カルンウェナン)〈6〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 204p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086314350
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

アスヴァールの内乱は終わり、平和が訪れた。
ティグルとリムはライトメリッツに帰還し、多忙な生活に追われていた。
マーリンとの契約のくびきから解き放たれた魔弾の王は、ひょんなところから商人の少女と大斧の戦姫と共に旅をすることになる。
同じ頃、円卓の騎士サーシャはアスヴァール島の南西コーンウォールの田舎で余生を暮らす。
だが満足に戦える身体ではなくなった彼女の住む村に戦火の足跡が迫りつつあった。これは戦乱の合間に起こった、三つの小さな物語である。

内容説明

アスヴァール内乱が終結し平和が訪れた。ティグルとリムもジスタート王国に帰還、エレンへの事後報告と後始末に追われていた。マーリンとの契約のくびきから解き放たれた魔弾の王は、ひょんなことから商人の少女エリッサと共に旅をすることになる。そして訪れた旅先の村を荒らす山賊との戦いの中、大斧の戦姫と出会うのだった。同じころ、円卓の騎士サーシャはアスヴァール島の南西コーンウォールの田舎で村の子供たちに文字や計算を教え、穏やかな暮らしを送っていた。しかし、この平和な村には新たな争乱が迫りつつあった。これは戦乱の合間に起こった、三つの小さな物語である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

26
内乱は終わり平和が訪れたアスヴァール。ティグルとリムがライトメリッツに帰還して多忙な生活に追われる合間の、三つの短編集を収録した第六弾。マーリンとの契約から解き放たれた魔弾の王が出会った、商人の少女・メリッサと大斧の戦姫との束の間の旅路、アスヴァール島の南西コーンウォールの田舎で余生を暮らす円卓の騎士サーシャが出会った少女と、村に迫りつつある戦火の足跡。今回でこの物語も第一部完とのことで、次に向けた新キャラの紹介も踏まえた展開はなかなか良かったですけど、第二部は南西の国が舞台になるとのことで新展開に期待。2021/10/06

彼方

8
内乱が終結し、ついに平和が訪れたアスヴァール。契約から解き放たれた魔弾の王が出会った商人の少女・メリッサとの旅路、引退したサーシャの余生…二部への合間を描く短編集。絵師さんが変更になりましたけれど、雰囲気は踏襲されていて良いなぁ…オルガの挿絵多いのも助かる。お話としては短めで小話なものの、商人として生きるメリッサやサーシャに仕える村娘・アリスと…一般人から見た魔弾の世界は新鮮だったかも。第二部は南西の国が舞台らしく一冒険の予感、二人の立場でどう飛び出すのか、リムの失った双紋剣といい、新たな展開も期待です。2021/08/25

ちゃか

4
アスヴァールの戦乱が終わった後、次の戦いが始まる前の合間を描くエピソード。 第一話は「エリッサ商会」。リムの知人でもある行商人の少女エリッサのお話ですね。 彼女はジスタートでは珍しい褐色の肌に銀髪、赤い瞳と異国の血を引く風貌のため、いじめも受けていたようですが……。 珍しい容姿ということは、他の人の記憶に残りやすいと言う事だから、善い行いをすれば信頼を勝ち取れるというリムの教えを胸に、商人として堅実に生きているのが好ましいキャラでしたね。2022/12/05

みどり

4
前巻で一応内乱終結で、一区切り。 これは事後のことなどの短編集。どうやら次は第2部として再スタートするらしいので、その予習も兼ねている模様。 瀬尾さんらしいストーリーで悪くなかったので、次も期待。今度はコンパクトな内容らしい。 2021/08/27

Abercrombie

2
短編集。200pちょいとは短いなと思ったら、あの人は今的戦後報告および、第2部登場キャラの紹介を兼ねた各話は、巧みで悪くない読後感。2021/09/21

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