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出版社内容情報
英雄界ヒューペルボレアの異常事態に立ち上がった勇者・物部雪希乃。
彼女はその異常の原因であり、英雄界で勢力を伸ばしつつある「神殺し」たちを討伐する旅を決意する。
雪希乃は六波羅蓮、鳥羽梨於奈を旅の伴にし、「神殺し」を探す中で、海賊に襲われている国に辿り着く。
海賊退治をした雪希乃たちは、その海賊が「神殺し」のひとり、羅翠蓮の手下だと知る。
罪なき民を苦しめる羅翠蓮を討伐するため、3人は海賊の本拠地へと乗り込む…。
そこで待ち受ける試練は想像を絶するものであった。
時を同じくして、英雄界は各地で不穏な動きが出ていた。
邪教カルト「反運命の教団」、裏社会を統べる組織「影追いの森」、英雄界の交通を牛耳る「旅人のギルド」…。
強大な組織同士の勢力争いの火種がくすぶり始める。
「神殺し」たちの力と覇権を懸けたバトルロワイヤルと、「神殺し」討伐に命を懸ける勇者の運命が交錯する!!
内容説明
英雄界ヒューペルボレアの異変に立ち上がる勇者・物部雪希乃は異常事態の原因である「神殺し」を討伐する旅に出る。彼女は六波羅蓮、鳥羽梨於奈を旅の伴に「神殺し」を探す中で、海賊に襲われる国に辿り着いた。雪希乃は彼らの首領が「神殺し」のひとり、羅翠蓮だと知る。民を苦しめる羅翠蓮討伐のため、海賊の本拠地へ向かう。待ち受ける試練は想像を絶するものだった。時を同じくして、英雄界各地で闘争の兆しが発現。邪教カルトや裏社会を統べる者、英雄界の交通を牛耳るギルド。強大な組織同士の勢力争いが始まる…。「神殺し」たちの力と覇権を懸けたバトルロイヤルと勇者の運命が複雑に交錯する―!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
7
雪希乃が蓮と梨於奈達と共に、民を脅かす神殺し、翠蓮へと挑んでいく中、英雄界で様々な不穏の火種が燻り出す今巻。―――勇者は混沌を誘い込み、世界は更なる混迷を見せる。 黒王子アレクやあの侯爵、あの夫人といった懐かしき面々も成長した姿で本格的に登場し更に世界が深まる中、雪希乃が仲間と共に翠蓮へと挑む巻であり、いつの時代も変わらぬ英雄殺しの圧倒的な強さの中、蓮達の得た新たな力が閃く巻である。雪希乃達の知らぬ所で燻る火種の行方とは。そして彼等は一体どんな活躍を見せてくれるのか、この先。 次巻も須らく期待である。2021/01/31
伯眉
0
例によって前作の主人公と前前作のライバル勢のほうが出番が多い2021/02/25