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出版社内容情報
吸血鬼と吸血鬼ハンターとしての一線を越え、誘拐事件解決後、同居を始めた綾瀬真と神谷誠一郎。真を試すため、誠一郎は池袋の実力者たちに彼女を“おつかい"に出すが…。危険な恋物語第2弾!
鈴木 大輔[スズキダイスケ]
著・文・その他
タイキ[タイキ]
イラスト
内容説明
連盟の襲撃を退け、神谷誠一郎と綾瀬真は一線を越える関係に。意気込む真を試すため、誠一郎はとあるテストを課すのだが、それは思いもよらない内容で…。時を同じくして、誠一郎の後輩・芹沢春香が池袋に現れる。彼女は吸血鬼による大量殺人事件に関わったとして追われる身。誠一郎はある条件と引き替えに春香の逃亡生活に手を貸すのだが―それは世界を巻き込むより大きな事件の始まりに過ぎなかった。年の差十四歳、狩る者と狩られる者の危険な恋物語、第二弾!
著者等紹介
鈴木大輔[スズキダイスケ]
第16回ファンタジア長編小説大賞にて佳作を受賞。代表作に『ご愁傷さま二ノ宮くん』(ファンタジア文庫)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
綾瀬真を保護すると決意した誠一郎が、真を試すために池袋の実力者たちへと彼女を「おつかい」に出す一方、六本木吸血鬼事件に関わって追われる身となった大学時代の後輩・芹沢春香を匿う第二弾。誠一郎の相棒となるべく動き出した真と、誠一郎や綾瀬泉の過去を知る春香。それぞれが全てを明かさないまま打開策を模索する状況で明らかになる新事実がまた謎めいていて、探していた妹も絡んでくる展開は今後が楽しみですね。ただ元々分量が多くないのに物語の本筋以外の部分に相当量ページが割かれていたのは残念。続巻は分量マシマシでお願いします。2018/03/23
むっきゅー
24
表紙のコイツの恋愛脳のために、何か恋愛小説っぽくなってますが、池袋が舞台のハードボイルドミステリー。新キャラ・後輩の春香ちゃん登場。綾瀬泉や神谷三夜も絡んできて、状況が混沌としたところで次巻に続く...。いや、そこで話を切らないでほしいんだけど!2018/04/09
サケ太
20
やっぱり良い。一途で頭の良い少女に言い寄られる男の物語第二巻。今回も少女、真の視点が多い。状況は動く。幸せそうなデートはとっても良かった。伏線も張られており、今後の展開が楽しみになる。二人の関係は前進するのか。2018/03/28
Merino
19
ハードボイルドだったはずが、語り手の比重がヒロインに傾きすぎてノロケ話多すぎ。登場人物も徐々に増えてきてるけど、ストーリー展開はとてもゆっくり。緊迫した状況が続いてはいるけど派手なドンパチがある訳でもなく、謎が解き明かされていくような段階でもないっぽい。まだまだ状況展開中ですって感じだけど、見せ場はもっと持たせて欲しかったな。まぁ可愛いキャラが増えてきてるから許す、みたいな。2018/04/26
アウル
19
まず一言目に言いたいのは薄いな。けど面白かった。真は誠一郎の『おつかい』に繰り出し、顔合わせを済ましていく、その頃、当の本人は更なる厄介事に関わっていく事に。真と誠一郎それぞれのパート違った面白さがありいいわ。匿っている後輩の正体と秘密、誠一郎の前に現われた妹と様々な事がおこり、どう収束していくのか次巻が楽しみだわ。次巻はもうちょい厚みが欲しいところ。2018/03/29
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