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出版社内容情報
優勝すれば願いが叶う、魔法の大会「ヘクセンナハト」。学校対抗戦に向けて独・英・インド、各国のメドヘンたちは日々努力……のはずが!? 珠玉の前日譚3篇、魔法少女ファンタジー、初のスピンオフ!
伊瀬 ネキセ[イセネキセ]
著・文・その他
斧名田マニマニ[オノナタマニマニ]
著・文・その他
慶野 由志[ケイノユウジ]
著・文・その他
松 智洋/StoryWorks[マツトモヒロストーリーワークス]
原著
カントク[カントク]
イラスト
林 けゐ[ハヤシケイ]
著・文・その他
内容説明
優勝すれば何でも願いが叶うという、魔法少女たちの大会「ヘクセンナハト」。国別対抗戦でもあるその大会に向けて、各国の魔法少女たちは自らの魔法とチームワークを磨くため鍛錬の日々…であるはずなのだが、クセ者揃いのメドヘンたちの特訓は迷走続き。インドでは元気がないマハーカーリーのためにレッツパーティー?ドイツでは謝肉祭に参加したいアガーテが「友達が欲しい」と言い出して!?イギリスではアーサーがメンバー全員に喧嘩を売って内紛に?願いも性格も違う少女たちが想いをひとつにする瞬間を描く、珠玉の前日譚!少女たちの願いが彩る、魔法少女ファンタジー、祝祭のスピンオフ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
36
元気のないマハーカーリーを元気づけようとハーレムの少女達が奔走するインド校、謝肉祭のパーティーに憧れるアガーテと辛い過去に囚われ続けるヒルデガルドが友達になっていく姿を描いたドイツ校、超天然騎士王アーサーの天然行動がチームメンバーに嵐を巻き起こしてしまうイギリス校の3校を描いた番外編。国も叶えたい願いもバラバラですが、自分の大切な者や想いを胸に灯してヘクセンナハトの舞台を目指す少女達の優しさがたっぷりで満足。クールで凛々しいアガーテの可愛い物大好き趣味のギャップが好きです。キャラの掘り下げが丁寧でナイス。2019/03/19
もも
26
インド校、ドイツ校、イギリス校の少女たちの物語。読む前はアンソロの外伝か、うーん…なんて思っていたのですが、どれもすごく面白かったです♪少女たちの友情、美しいですね(*^^*) 3つとも友情とチームの団結?が描かれていて面白かったです。しっかりしてなさそうな感じだけど、3人ともちゃんとリーダーしてるのね。これを読むとみんな勝って欲しくなります(苦笑) でも読んだ限りではイギリス校が強そうだなぁ〜と。本編でどうなっていくのか気になります。自分は百合が好きなのでとても幸せな時間を過ごせました♪次巻もあればなと2018/03/16
かんけー
20
面白いです♪日本校のライバルである、インド、ドイツ、イギリス各校のメドヘンたる魔法少女達の正に前日譚とも云うべき本作の趣旨にニコニコ♪各校カリスマたるリーダーの少女は?常識の物差しでは図れない相容れない侮れない容赦ない(笑)三章とも全体の流れはリーダーの少女に想いを寄せるサブの立ち位置の少女の深層心理とそれに寄り添うメンバーの心の触れあいを描いて(^.^)インド校のエピは自身を卑下していた本人をリーダーの真心溢れる言葉にホロリと。ドイツ校は「友達」とは?と言う問いにとてもホッコリする展開に凄く善かったと→2018/03/03
たこやき
17
物語前日譚を綴ったスピンオフ。どこも百合百合しいな(笑) 好きなのは、インド校を描いた1編目かな? チームのエースであるマハーカーリー。インド校の面々は、皆、彼女に仕えたい、という者ばかり。けれども、商人の娘で、自らも商人として大成したいというのがラヴェータ。勿論、マハーカーリーに憧れてはいるが、しかし、目標が違う、という彼女だからこそ、「対等の立場」として並び立つことが出来る、という物語は心地よかった。本編の作者ではない人たちが描いた物語集だけど、ちゃんと本編の雰囲気を踏襲しているのも良かった。2018/05/20
HANA
12
日本ではなく別の国のキャラクター達の話。短編集でそれぞれ作者は違うけれど雰囲気は本編と変わらず。むしろ読みやすかったかも。本編ではそれなりにキャラクターが多いせいかそこまでそれぞれのキャラクターの話がなかったのでこういうのも良い。2018/04/25