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出版社内容情報
カナリアを失い絶望に沈む朱雀。首席を欠き、ピンチの東京を懸命に支えようとする舞姫だが、さらなる《アンノウン》の侵攻が世界を襲う!! TVアニメ、脚本家自身による小説化第2弾!
渡 航(Speakeasy)[ワタリワタルスピークイージー]
松竜[マツリュウ]
wingheart[ウイングハート]
内容説明
セカイの真実は、どこにあるのか―?アンノウンの急襲によりカナリアを失った朱雀は、絶望に沈み込み戦線から離脱していた。首席を欠いてピンチの東京を支えるため、舞姫が新リーダーに就任。懸命に生徒たちを支えようとする舞姫だが、その陰ではカナリアを失った哀しみに必死に耐えていた。一方、ほたるはアンノウン急襲の鍵が侵入不可領域にあると考え、青生を連れて探索を始める。そして未知の新型アンノウンにほたるたちが襲われるのと時を同じくして、東京上空にかつてない規模でアンノウンが襲来!仲間たちが次々と倒れていく中、人類の希望を一手に背負った舞姫は激戦に身を投じていくが…!?話題沸騰のオリジナルTVアニメ完全ノベライズ、待望の第2巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
異世界西郷さん
22
なんか、真昼って名前可愛いな。冷血な大國真昼医務官を「真昼ちゃ~ん」って呼んで赤面させたいとかどうしようもないことを考えつつ読了。前巻を読んでも思いましたが、他の作家さんのキャラが出てくることもあるためか、いつもの作者らしい文体が控えめであったように思います。とはいえ、霞から滲み出てくる社畜精神や千葉愛、妹思いな面は読んでいて思わずクスリときてしまいました。次巻で最終巻になるのでしょうか。次も楽しみです。2017/01/27
ツバサ
12
霞が主人公なんだよなぁ。千葉勢がいなかったら壊滅まである。てなわけで舞姫とほたるの関係を説明しつつ、千種兄妹のことにも触れてました。アニメと同じ内容(ちょっと違うところあり)だけど、3人の作家の個性の違いが伝わってくるようで話にのめり込める。次巻も楽しみ。2017/01/02
なぎ
8
カナリアを失ったことにより、自暴自棄になる朱雀。それにより舞姫とほたるで東京勢を支えることに。2巻の主軸はこの二人でしたが、巨大な力を持つがゆえに多くのものを抱え込もうとする舞姫を支えるほたる、という印象でした。最後までほたるの到着を信じて一人でアンノウンと戦う舞姫、そして舞姫の元へ必死で駆け付けようとするほたる。せっかく二人が出会えたのにあんなラストだったのでモヤモヤ感が残りました。千葉組は嫉妬する明日葉が可愛かったです。表紙は綺麗、でも挿し絵が…。特に211頁の霞の顔がひどすぎる…。2017/01/05
真白優樹
8
朱雀が戦線を離脱、戦線が壊れつつある中、舞姫とほたるがそれぞれ奔走する今巻。―――崩壊していく世界。そして世界の真実が少しだけ明らかになる時、霞に全てが託される。舞姫とほたるが奔走する巻となった今巻は、アニメ中盤の近辺であり、戦線が大きく欠ける中、それでも悲しみを堪えて進む子供達の姿が描かれている。そんな中、大人の謎の一端が示され、更に世界の謎の一端が顔を出す。この世界が偽り、それはどういう意味か。千葉組も離脱し霞に全てが託される中、霞はどう動くのか。真実の先にあるものとは。 次巻も楽しみである。2016/12/28
HANA
7
シリーズ2巻。アニメは見たので展開は知っているけれど、それぞれどういう感情だったのか色々見えてきて小説版の方が正直面白い。そして毎回の千葉押しがなんかやっぱりツボ。次巻も楽しみ。2017/02/06