内容説明
1992年、グランプリ・サーキットにF1史上最多勝記録を持つプロストの姿はない。しかし、彼のレース・キャリアを詳細に綴り、全44勝の軌跡を克明に追った本書をひもとけば、プロストの今後はおのずと見えてくる。
目次
第1章 未来への助走
第2章 カート・チャンピオン
第3章 ドライビング・スクールの優等生
第4章 合理的頭脳の証明
第5章 F1初登場
第6章 マシンとの格闘
第7章 レースに勝つ法
第8章 プロフェッサー、プロスト
第9章 アイルトン・セナとの確執
第10章 通算44勝の全記録
第11章 物語の毒牙
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
4
1992年。クリストファーヒルトンによる著書は常に客観的で忖度がない。この本でも周りの全ての中からプロスト像を引き出している。アランプロストは速い。セッティング能力が高く開発に寄与する。組織を変える具体策を提案でき多くのキーマンを手中に入れる。コンストラクターとドライバーのシステム設計が出来る。有利な条件で戦略的に契約を行える。敵は作るが結果を出す。然しこの考えはジョイントNo.1体制にて大きな失敗を招く原因になった。セナとの確執だ。2018/03/30
葛西悪蔵
0
セナの宿敵として日本では悪役として語られる事の多いプロストだが、この著作を読んだからといってプロストのダーティなイメージが払拭される訳でもなければ、偉大さが減じる訳でもない。極力中立的な叙述に終始するスタンスに好感が持てるし、プロストファンとしては単純に面白い。どこかで目にしたプロストの言葉を思い出した。曰く「スピードに魅了された事などない」要するにプロストにとってスピードとは相対的な物でしかなく、勝つ事にしか興味はなかったのだろう。セナとは対称的なのが興味深い。2014/04/22
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