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内容説明
「おい、グレン。貴様の親父に会いに行くぞ」エミリーが唐突に放った言葉に、護衛騎士グレンは愕然とした。グレンの父ノーフォーク公ジョゼフは、かつてエミリーの命を狙い、家臣たちの命を奪った仇だ。動き出した傍若無人の『鉄球姫』を止めることができるわけもなく、その真意を掴めぬうちに、エミリーは敵地へと潜入を開始する。エミリーの決意と、ジョゼフの思惑が交錯し、彼女は予期せぬ再会を果たす…。一方北方では敵国ヴェルンスト王国が動き始めていた…!新人賞大賞受賞の重装甲ファンタジー、第三幕開幕。
著者等紹介
八薙玉造[ヤナギタマゾウ]
1979年大阪生まれの大阪育ち。大阪芸術大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サエズリ割津
3
面白かった。仲間の仇でありグレンの父でもあるノーフォーク公ジョセフのもとへ新たな決意を胸に秘めたエミリーが赴く話。家族や仲間に関する話が多く、嵐の前の静けさを感じさせると思っていたら案の定最後数ページでの怒濤の展開に。戦乱の世における命の軽さがありありと描かれたラストシーンでした。動き出したヴェルンスト王国に対し、混乱状態のエミリーをはじめとするラネーゲン王国がどう動くのか次巻も楽しみ。2016/02/11
Theodore
1
あいかわらずよく人が死ぬ容赦のない展開。死んで当然と思う悪人もいれば、こいつまで殺してしまうのか? というキャラも。最後の最後まで気の抜けない1冊。2009/11/16
アヤ
0
エミリーが好きです。かっこよくて前に進もうとしているエミリーが凄く好きです。 というか最後の展開にええええとなったのは私だけではないはず。これ続きどうなるんだろうか…。2013/03/27
みどり
0
折り返し地点って感じかなぁ。親子、政争、融和、それぞれの観点から見れるようになっている。でも相変わらず下品で卑猥。そこがいい。 2013/02/07
くろ
0
まさかの行殺2012/11/20
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