集英社スーパーダッシュ文庫 カンピオーネ！―神はまつろわず

丈月 城【著】

集英社（2008/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 291p／高さ 15cm
• 商品コード 9784086304283
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

神を殺した者は神の権能を得る。そしてその力を得た者は王者『カンピオーネ』と呼ばれ、覇者とも魔王とも称される。そんな高校生・護堂の求めるものは平穏な日々。しかし魔術師にして自称護堂の愛人・エリカがもたらすのは荒ぶる神との邂逅！？さらには、媛巫女・祐理も護堂に接近！？新たな神話を紡ぐバトルファンタジー開幕。

著者等紹介

丈月城［タケズキジョウ］
埼玉県出身（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[流言]

出自解析バトルとでも呼ぶべきだろうか。現代に顕現したまつろわぬアテナを相手に、そのルーツを分析することで打開策を探る展開は面白かった。闇を司るアテナの能力が光を断つことで東京を混乱に陥れるシーンも好みだった。と、いいところはたくさんあるのだが、どうにもパワー不足が目立つ。もっとアテナを神々しく描くこともできたと思う、女性陣をもっと魅力的に描けば印象も変わったように思う。会話劇も尺が割かれている割にはどうにも寒々しく感じられて物足りなかった。テーマはもっと面白くする余地があったと感じただけに色々残念だった。

2015/10/18

[しまふくろう]

表紙が可愛くて購入。挿絵も可愛らしかった。　物語は神殺しの主人公が地上に顕現した神様と戦う話。まるで途中から始まったような導入だったので、これが一巻目だよなあと戸惑った。破天荒ともちょっと違う、自由人っぽい主人公の性格が面白い。

2019/10/20

[Yobata]

神を殺した者に捧げられる称号｢カンピオーネ｣の名を持つ草薙護堂と魔術士である騎士エリカ･ブランデッリという少女が神々と闘う物語。出だし冒頭から話がかなり進んでいて、これ一巻だよなって何回も表紙を確認したｗカンピオーネになった話とかエリカと出会った話とかサルバトーレと闘った話とか端折りすぎでしょｗ地の文も展開が早くて、想像で補わなきゃいけない所もある。今回の護堂とエリカの敵は超有名な神、アテネ。アテネの容姿、結構好きだなｗこれからもちょくちょく登場して欲しい。

2012/11/01

[クロウ]

積極的・小悪魔とかいうどストライクなエリカさん。そういえばずいぶん前、これがラノベとも知らずにアニメを見て面白かったと思った記憶があったので、購入に踏み切った次第です。神話とか好きなので非常に楽しめた。長いシリーズですががんばって集めよう！

2014/04/02

[METHIE]

アニメをきっかけに買ってようやく読了。神様の膨大な薀蓄とテンプレなラノベハーレムバトル物が心地よい。

2013/12/19