出版社内容情報
バレエ界の帝王と呼ばれるミーシャをパートナーにしてヴェネチア国際コンクールに臨む決意をした鯛子は、「白鳥」を磨き上げるためパリへ出発。到着早々、容姿や表現力など周囲のレベルの高さを目の当たりにし、孤独に陥った鯛子の目に思わず涙が…。
【収録作品】ダンスはじめました 2016
槇村 さとる［マキムラサトル］
感想・レビュー
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マッピー
9
ヴェネツィア国際コンクールが始まるまでの間、パートナーのいるフランスでレッスンをすることになった鯛子。周りの空気を読み、思っていることを腹の中に飲み込む鯛子を、フランス人は理解できない。きちんと言葉で表現し、異なる意見を言う自由を尊重するフランス人の中で孤独を深める鯛子。この辺はちょっと読んでいて苦しかったけど、鯛子の心が開いていくと世界も広がっていくので、いよいよコンクールに向けて動き出すのがわくわくする。2018/12/23
