出版社内容情報
紂王二十年仲秋。西伯候・姫昌を亡くした西岐は周を名乗り殷から独立。太公望は武王となった姫昌の次子・姫発の軍師として力を尽くす。一連の動きを殷への謀反とみなし、戦の準備を整える聞仲。ついに轟音とともに周に攻め入る仙人たち! しかしその正体は聞仲ではなく、三大仙人・通天教主の命を受けた魔家四将だった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にぃと
6
「老賢人に幕は降り」はそのタイトルも中身も含めてすごく印象的な回。聞仲本人…ではなく魔家四将との対決は味方陣営にも大きな被害のある、まさしく激闘、総力戦というにふさわしい内容。そしていよいよ殷と周との戦争へ、というところ。殷側の勢力も増えてきたが、ここまではなんだかんだと妲己の都合のいいように進んでいる感じがしないでもない。2024/08/22
新天地
4
聞仲の過去が感慨深くてこの現在・過去・未来シリーズで一番好き。歴史を作るために道を拓こうとする姫昌が、年をとってから改めて見ると凄く偉大なことだと思うようになった。魔家四将戦がこれまたバトルとして盛り上がった。リアルタイムで完結まで読んでいる身としては「あらゆる束縛を捨て汚い手を本気で使ったら」はあの展開やあのキャラにつながると分かっているだけにゾクゾクする。2015/12/28
YHITO
4
魔家四将のお話。それにしても、魔家四将と四聖はどうしてこうも性格が違うのだろう(笑)2015/12/30
ヨー
3
☆☆☆☆2020/01/13
もだんたいむす
3
楊戩、ノリ良いな!★★★★☆2016/02/15
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- 和書
- お手紙大好き