集英社文庫 あるようでない男

小花美穂

集英社（2013/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 254p／高さ 16cm
• 商品コード 9784086194242
• NDC分類 726.1
• Cコード C0179

出版社内容情報

工藤雅深は24歳の若さで大手デパート「松高屋」を率いるイケメン社長代理。温厚な性格のため、女性社員たちの間でアイドル的存在の彼は、仕事もプライベートもそつなくこなす、そこそこ男だった。若いのにどこか老成した雅深の前に現れたのはバーテンダーの恵梨。彼女の明るく裏表のない性格にひかれ、雅深は過去のトラウマからも解放され始めるが…。
【収録作品】分解ファイル/文庫版書き下ろし あとがきエッセイ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ako]

たまたま手にとってレンタルしたのですが、見たことある絵だなぁ〜「こどちゃ」に似てるな〜と思ったらやはりその作者でしたか。時々ハッとする程綺麗な絵で目を奪われます。恵梨の明るくて真っ直ぐな感じは好きです。向上心のない男の人って魅力ないです。絶対好きになれません。

2015/02/12

[aoneko]

タイトルに偽りなし。あるようでなかった男。むかしむかしりぼんで掲載されたものの続編とのことだけど、この滑りっぱなしな感じは、当時のりぼんでは異端だったとか、そういうことを差し引いても、びっくりである。

2014/02/09

[どあら]

再読。自分の店舗にちょこちょこ顔を出す若社長が、色々と改善していくのが面白かった。

2015/11/08

[fumikaze]

この著者の「こどものおもちゃ」が好きだったので購入してみたが、期待したほどではなかった。さらっと読めるし、あっけなく話が展開してまぁハッピーエンドなのかな。私も自分の意志で決めることが出来ず、誘われれば付き合うし、好きと言われれば私も好きになろうと努力するタイプなので、最初は彼等に共感を覚えた。この漫画では、その辺りをあえて掘り下げずに軽く終わらせてしまった感じもする。物足りない。

2015/03/31

[どあら]

雅実くんがEDという設定ですが、私は知らなくてこの漫画で初めて知りました！

2013/05/26