出版社内容情報
女子高生・桂木弥子の父親が、何者かに殺された。失意の弥子の前に突然現れたのは、“謎"を食べて生きる魔界の住人ネウロ。魔界の謎を食べ尽くし、今度は人間界の謎を食べるため、弥子を無理矢理探偵に仕立て上げ、自らは弥子の助手と称して、様々な事件の発生現場に乗り込み、難事件の謎を解決していく…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蜜柑
31
絵が独特で強烈。この人は狂った犯人を描くのが上手だなぁ。絵も内容も好きです。2013/11/18
PSV
28
先生の好きな生ゴミでも食べに行きましょ ★★★★☆ 安定の面白さ。ドーピングコンソメスープ(笑)石垣のキャラが好き。2013/04/23
うさみP
16
ジャンプ界の奇策文庫化したのを機会に再読開始。ドーピングコンソメスープのネタは伝説。アヤの話は好きだな。ドMなギャグに、狂気じみた構図、諸々凄いなぁ。振り返って読むと『謎』には結構無理があるよなぁ、でもそれを帳消しする程面白い。あと、ヤコカワイイ。2013/03/06
のりたま
12
のっけから殺人事件起きてます。基本的に謎解き…なんですかね。推理ものという感じは全くしませんが、それはそれで面白い。犯人がだんだん人間離れした形相になります。鳥みたいなのもいたような…。レストランの話、強烈です。あんなとこ、行きたくない。客が食べるものに変なモノ、入れるんじゃない。よほど胃腸が丈夫じゃない限り病院送り、間違いなしです。歌手の話は…悲しいな、と思った。違う選択はできなかったのか?しかし、弥子はかなり打たれ強いな。たくましい。2014/10/01
日奈月 侑子
12
文庫版で再読です。 かなり懐かしいというか、相変わらず癖になる毒々しさで口元に怪しい笑みが浮かんでしまいます。当時はあんまり気にしていませんでしたが、ヤコも大概普通の人じゃなくて笑えてしまいます。あの細い体の何処にアレだけのご飯が収まっているのか…。吾代のビジュアルがまだ敵キャラ仕様というか、ヒャッハーしてる感じな気がします。 相変わらず笹塚さんがイケメン過ぎて辛い。低いテンションと高い能力が素敵です。本当目の下に隈がある美男美女に目がないな自分…。 アヤの話は未だに涙腺に来てしまいます。切ない境遇だ…。
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- 和書
- 告発者 〈上〉 新潮文庫