出版社内容情報
十川とその母の3人で出かけた遊園地で迷子になってしまった童子。通りがかりの若者にホテル・ハリントンコートまで連れて行ってもらい、そこでようやく早歩と再会。自分に会いたがっていたという彼女の気持ちを知った早歩は、再び童子を預かり母親になる決意をするが…!?
【収録作品】緋和子の憂鬱
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KOSSY
3
早歩さんのところに戻った童子ちゃん。笛を使って意思を伝えたり、「嫌」という言葉を話せるようになりました。早歩さんが十川さんの家に童子ちゃんを見に行った時、童子ちゃんが家の中に駆け込んだのは、早歩さんのことを忘れたからではなく本を読んでもらおうと思って本を取りに戻ったのだと、十川さんのお母さんが早歩さんに話す場面で思わず泣いてしまいました。童子ちゃんが健気で切ない気持ちになりました。童子ちゃんはお面を外してくれるのか…?最終巻が気になります!そしてイケ弁かっこいい!!笑2013/08/02
MIYU
2
泣けました!童子ちゃんの気持ちが、行動が切なくて。でも、童子ちゃんを見守る大人たちの視線が温かく、思わず頑張れ!と心の中で、エールを送ってしまいました。個人的に、イケ弁のお母さんが好きです。(笑)2013/08/02
あまた
2
ホテルのアメニティやら貰って狂喜する女子中学生が可愛かった。超脇役だけど(笑)。2012/12/19
まる
2
文庫化による再読。が、巻末のおまけ漫画は初読で、かなり笑えた。クララが歩くまで、長かったような気がしたが、そうでもなかったのねと思ったり。2012/06/08