出版社内容情報
暗黒武術会初戦、酔拳の達人・酎と対決する幽助! バトルマニア同士の白熱の戦いの結末とは…!? この戦いにより霊丸が使えぬ状態の幽助…。次なる対戦相手はDr.イチガキチーム。異常な科学者が率いるメンバーには何かいわくがありそうで…。大会本部の陰謀で、不利な状況が続く浦飯チームだが、怒りのパワーで活路を見出す!! 蔵馬と飛影、初の出会いを描いた『TWO SHOTS』も収録!! 巻頭口絵<戸愚呂兄弟>闘将札
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゼロ
47
この一冊を通しても展開が早く、暗黒武術会を飽きさせない作りにしている。さて、初戦の相手である酔拳の達人・酎に対し、ガチンコの殴り合いで破るのは真っ直ぐな戦いをしていて気持ちが良い。次に分かりやすい悪役であるDr.イチガキが登場し、良き人間を操り人形と化し、嗾けていく。覆面選手である彼女が3人を圧倒し、破っていく。命を奪われた?と言葉に出ない展開にしつつ、実は…と進んでいくのは驚きもあり、喜びもある。完全な悪には制裁をしなくてはいけない。そして、魔性使いチームの陣。バトルマニアらしく、戦闘を楽しんでいる。2015/11/03
有理数
8
続く暗黒武術会、今回はDr.イチガキや魔性使いとの対決がメイン。妖しい者たちとの試合――とはいえ、参加する者たちの想いや、戦いに対する姿勢は様々。気持ちのよい義に溢れた対決をする者もいれば、下衆な輩だっている。その中で、主人公・幽助の佇まいはひたすらに心地よい。笑うべき時に笑い、怒るべき時に怒ることができる。その横に桑原、蔵馬、飛影が並ぶ光景は、もはや無敵じゃないかとすら感じる。蔵馬・飛影は奥の手を隠していそうな気配はあるものの、敵も一筋縄ではいかず苦戦。だが、蔵馬の、傷を負ってなお優雅な戦いには痺れる。2021/09/04
yk
5
少年マンガっぽくなってきたー!今のマンガからは考えられないくらい展開早い。話も詰め込んでくるなー!やっぱりおもしろい!2018/08/11
もだんたいむす
5
きゃー蔵馬さんちょーカッコイイ!★★★★★2016/04/30
呉藍
5
酎に陣にと忙しい対戦ですよね……ほんと底なしの体力というか、タフすぎるな(笑 そしてなんとなくですが、背筋がくすぐったくなるような仲間意識の表れにニヤついてしまうww 例えばかつての敵とか邪魔者とかを、特に気にすることもなく仲良さそうに出来るのって男の子だけだと思う。そこが爽やかで熱くていいんだけども。2011/05/17