集英社文庫 みどりのマキバオー 〈２〉

つの丸

集英社（2004/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 312p／高さ 16cm
• 商品コード 9784086182027
• NDC分類 726.1
• Cコード C0179

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うさみＰ]

鞍上の騎手を尊い犠牲にして（明らかに事故してるこれルール的にどうなの？）勝利をこじ開け、白き珍獣として注目を集めるマキバオーだが、それは同時に数々の強敵の視線も集まることに。ペットではなく競走馬。代々受け継いだ血統、持ち前の才能、恵まれた練習環境、到底自身の力ではどうすることもできない残酷な現実を前に、鬼のようなスパルタをするしかない。それで潰したら元も子もないけど。唯一の後継者、カスケードに宿る漆黒の孤高。ベビーカーに乗ったタマモクロス（ウマ娘）の元ネタってこれ？

2021/05/23

[とんかつラバー]

ニトロの顔の濃さが馬のレベル超えてるwヒゲの馬が悪役風にされているが、負けたら供養（馬肉）だからな。子供の頃は憎たらしい！って思ったが社会人になるとこいつらの気持ちも分かる…。カスケードの馬主、嫌な奴だがヒロポンの出産の時は彼女の意思を汲み取ってるんだよな。競走馬への矜持はある。チュウ兵衛の役に立つ故事成語、今回は「呉越同舟」でした

2024/07/27

[yom]

ぞうきんのエピソードいいなぁ。みんなが一つになった。

2018/12/27

[三森紘子]

再読。函館３歳ステークスのラストのシーンが好きです。調教に自信を見いだせない中での勝利、チュウ兵衛の粋なはからい、表彰台に立つ虎おじさんの万感の思い。サラッと描いてあるけどグッとくる。あとリンゴ食ってるたれ蔵の表情がアホかわいくてたまらない！

2017/01/17

[shiho]

競馬場の水たまりを雑巾でふくチュウ兵衛泣けるエピソード

2022/09/01