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内容説明
昭和を震撼させた山一抗争の真相とは?なぜ一和会は結成されたのか?後継者をめぐる「三代目の遺言」とは?神戸・番町の愚連隊から「加茂田軍団四〇〇〇人」を率いるに至った大物極道が語る。
目次
第1章 少年時代、戦争、愚連隊
第2章 「加茂田軍団」の進撃
第3章 懲役と組織の拡大
第4章 山一抗争と加茂田組
第5章 引退、その後
第6章 芸能界との繋がり
第7章 加茂田という「家族」、そして侠
著者等紹介
加茂田重政[カモダシゲマサ]
元一和会副会長兼理事長。三代目山口組若頭補佐を経て、元三代目山口組組長代行補佐。元加茂田組組長。昭和5(1930)年7月6日、神戸市生まれ。同市番町に育つ。愚連隊・わさび会の客分であった時期に加茂田会(のちに加茂田組)を結成、同会を率い三代目山口組入り。昭和59(1984)年、一和会に参加。山一抗争を経て加茂田組を解散、引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テクパパザンビア
17
加茂田重政親分の思い出話。昔、神戸が少し怖かった時代のお話。ランボルギーニ カウンタックを番町まで見に行ったなぁ〜地蔵盆でビビりながらもザ•ぼんちの漫才を見に行ったなぁ!懐かし…。2016/07/27
なるうお
7
三代目山口組を知る、古き良き昭和のやくざ屋さんってかんじ。生き方に共感はできないけど。2018/01/05
CTC
7
三代目山口組幹部(山広が組長代行の時、同補佐)で、一和会副会長だった今年86歳の加茂田重政氏の自伝。サイゾー刊。当然聞書きを構成する訳だが…企画者が元『実話ナックルズ』編集長の久田将義という半端者だからか、纏まりに難あり。加茂田は二代目山口組の若衆の子として生まれ、神戸の愚連隊上がり。時の若頭・地道行雄と殴り合いをした事があるほどの人で、山健や柳川次郎とも貫目や座布団で劣らないだろう。故にこの本の存在は戦後任侠史上貴重ではあるのだが…例えば同じサイゾー刊の太田守正氏の著作にも凝縮感や年表構成が大きく劣る。2016/08/06
波 環
5
言い分と立場。当事者しかわからない事情はあるものだ。もう一回すぐに読むつもり。2016/07/31
BATTARIA
3
かつての一和会副会長の自伝。 やはり最大の見せ場は、田岡一雄三代目組長亡き後の山口組分裂と、山一抗争に至る経緯の述懐。 著者の言葉が本当だとしたら、分裂をもたらしたのは、田岡組長自身だったということになってしまう。 竹中正久、中山勝正、中西一男、渡辺芳則、宅見勝、山本広…… 山一抗争の当事者は、ほとんどが既に鬼籍に入ってしまった。 歴史は勝者によって書かれるだけに、敗者の代表格だったこの人が今なお生きていることの意味は、極めて大きい。2017/05/30
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