出版社内容情報
DIOの館へ足を踏み入れた承太郎たちは、執事のダービーと魂を賭けた勝負に挑んでいた。ダービーの心を読む能力に苦戦するも得意のハッタリで撃破、DIOへあと一歩と迫った。だが最後の刺客、ヴァニラ・アイスの暗黒空間にアヴドゥルが引きずり込まれた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
25
物語はいよいよ佳境へ!新たな犠牲者を生みつつ、最終決戦へと承太郎達は進んでいく。アヴドゥルは相変わらずあっという間なのね。イギーの男気がなんとも言えず良い。★★★☆☆2021/01/24
kanon
19
もう自分自身でも描写していて、読者ウケが良い,と言うか面白い部分を理解しているんだな荒木さんは(笑)もしかしてオラオラですかーッ!?…何でお前が知ってるんだよ(笑)そして『亜空の瘴気 ヴァニラ・アイス』―こうもまるで必然だったかのように、事が起きると―そうならなくてはならなかったかのように思えてしまうのである。もちろん悲しいのは悲しいのだが、めちゃくちゃ残念には思えない…と言うか、俺の屍を越えてゆけ!みたいな感じに近い。その後も特にそのことには触れないからってのもそう思う理由になるかもしれない。2014/02/11
ラグエル
13
アトゥム。ケニーG。ヴァニラアイス。これがどうしてこんな凶悪で最後の最後なの。アブさんとイギコロが惜しすぎる。ヌケサク邪魔。2013/06/02
まゆまゆ
12
ゲーム操作も覚えて(承太郎すげえ)ダービー弟に反撃!と思ったらアトゥムの秘めた能力が…これズルいよねw ある意味最強なのに負けたのはどうしてかなぁ…「もしかしてオラオラですかーッ!?」が好きすぎるw そして…入口に残っていたポルナレフ達が舘に潜入。気配もなく現れたのはヴァニラ・アイス…色々な意味で怖すぎる。あれだけDIO様に忠誠を誓うワケはなに…?😱2021/06/15
寝落ち6段
10
クライマックス。アブドゥル、イギー…何度読んでも、寂しい。ヴァニラ・アイスはとんでもない敵だけれども、しっかりとアブドゥルを評価していることが嬉しい。そして、遂に姿を現すDIO。吸血鬼としての身体能力と謎の能力によって、一行を恐怖に陥れる。「生きる目的は、恐怖を克服することだ」このラスボスたるDIOが説くこの言葉は、なんだか成程させられるものがある。こういうラスボスの哲学がジョジョの魅力なのだとも思う。2021/06/02