内容説明
南雲家の除祓に成功した透と真悟の高原兄弟。しかし、真悟は限界を超えた霊力の行使で意識不明になり、ある病院に運ばれてきた。意識も戻り退屈を持て余していた頃、「実は、出るらしいんだ、この病院」と、顔見知りになった入院患者に聞かされた真悟。わざとらしく驚くふりをしたものの、状況は深刻らしい。院内を視て回った真悟が目にしたものは、生身のものではない、一人の少女の姿だった。
著者等紹介
朝香祥［アサカショウ］
１０月８日生まれ。天秤座、Ａ型。１９９６年２月に、スーパーファンタジー文庫『夏嵐』でデビュー
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感想・レビュー
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逆碕
1
他ではしどろもどろなくせに慎吾にはぴしゃっと言っちゃう透とべったべたな慎吾ににやにやしたのはもちろんなんだけど、南雲さん頼りにする慎吾とそれ見てなんか腑に落ちてないお兄ちゃんに萌え死にました。2010/06/30
ぴーこ
0
短編作になった今作。 真悟に対しては、感情をぶつけるようになった透と、しれっと名演技をしちゃう真悟にニマニマ(ノ´∀｀*)2016/02/16
さあ
0
高原御祓事務所を営む腹違いの兄弟を巡る物語の2作目。今作には3つのお話が収録されているんですが、個人的には「a quatre mains」がお気に入り。ひとりの依頼人が持ち込んだ案件を巡り、普段は周りから見て恥ずかしくなるぐらいに相手に気を遣い合ってる透と真悟が、がっつり対立してしまいます。その中で明らかになる、互いが相手に抱く複雑な想い―羨望や嫉妬、あるいはもっと黒い“負”の感情。でもそれらから目を逸らさずに、受け止めて、受け入れるからこそ深まる絆がある。「セカンドステップ」というタイトルが秀逸。2015/08/23
niger
0
高原御祓事務所始末記シリーズ2作目。高原兄弟の、お互いを想う気持ちがいい。よかった。2014/05/10
よる
0
シリーズ2作目。何度も読んでます。大好きです。2013/02/20
