出版社内容情報
【内容紹介】
石から生まれたやんちゃでりこうなサルの孫悟空、へまばかりする食いしんぼうのブタのおばけ猪八戒、哲学者ふうのカッパのおばけ沙悟浄。この3人が三蔵法師のおともをして、はるばる天竺へお経をもらいに……。とちゅう、さまざまなものたちと千変万化のたたかいをくりひろげるごぞんじ中国のゆかいで雄大な物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
95
あれ?私が読んだのはこの西遊記でなくドラマのシナリオバージョンでした。500年岩に閉じ込められていた孫悟空が三蔵法師について天竺まで行く物語。香取君が孫悟空役だったのは知っていましたが見てはいませんでした。悪霊の世界について分かると言われて読んでみましたが、なかなか興味深い内容でした。他のバージョンも読んでみます。2023/03/09
Riopapa
4
長い物語を一冊にまとめてあるにで、最後はかなり駆け足に。それでも三蔵法師の意外な頼りなさや、孫悟空、猪八戒、沙悟浄の活躍は面白かった。いつかは岩波文庫に挑戦したい。2019/10/06
りっとう ゆき
3
(再読) うわあ、改めて読んでみると、こんな話だったんだな。2020/12/20
KURENAI-XJAPAN
3
面白かった。 アニメとかではなく、きちんと文庫本で読んでみるとまた違う世界が見えました。 天竺までの道のり、その途中の幾多もの試練や死闘が頭の中で描かれて行く。 一番最後、終わりがどうだったか全く記憶になかったので非常にすっきりしました。 まさか最後がこうなるとは！西遊記を初めて読む方だけでなく、振り返って読んで見たい方には是非ともすすめたい。2018/10/06
KURENAI-XJAPAN
3
読み始め。子供の頃、西遊記を読んだ、あるいは見たと言う人は多いだろう。しかし、頭に浮かぶのは三蔵法師、孫悟空、猪八戒に沙悟浄が天竺へ向かい旅をするという事。具体的にどういう出会いや、各登場人物がどういう心理状況だったか、はたまたストーリー内の表現がどんな感じか忘れてしまっている方も多いと思う。日本昔話もそうですが大人になって改めて読んでみると一味違った見方も出来る。わかりずらい小説よりも語彙を学ぶ為、そしてわかりやすく楽しく読むには青い鳥文庫は勉強になると思う。悟空誕生から目が離せません！2018/09/30
