内容説明
“霊”の存在が認知され、除霊を請け負う職業がポピュラーになった昨今。だが、弱冠十八歳にして高原御祓事務所を経営する高原透は、除祓能力を持たない“エセ御祓師”である。悪徳御祓師を摘発するために、国の監査が入ることになり、透たちは大アセリ。そこに、透の腹違いの弟と名乗る少年、矢野真悟がやってきた。透は除霊ができる真悟を雇うことに…!?近未来ゴーストコメディ。
著者等紹介
朝香祥[アサカショウ]
10月8日生まれ。天秤座、A型。1996年2月に、スーパーファンタージー文庫『夏嵐』でデビュー。コバルト文庫に『現は夢、久遠の瞬き』、『かぜ江』シリーズ、『ジャンクソード』シリーズ、『明日香幻想』シリーズがある。日本と中国の古代史にハマっており、最近では趣味が高じて、銅剣や勾玉など怪しい骨董品を買いあさっては悦に入っている。横浜ベイスターズの勝敗に感情の大部分を左右される横浜市民。ああ、あの優勝の夢をもう一度……(涙)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よる
2
もう何度も読みました。大好きなシリーズ1作目。きっとこれからもまた、何度も読みます。2013/02/20
はじめ
1
何年ぶりに読むのかわからないくらい久しぶりのコバルト文庫。古い作品だけど、思ったより古臭くは感じなかった。絵はさすがに時代を感じるw 真悟の話し方とかが、ちょっとだけ古いといえば古いかも? 御祓の話なのに全く怖い要素はなく、審査という別要素が逆に新鮮だった。2023/12/02
ぴーこ
0
図書館にて、御祓事務所とイラストに惹かれ読了。 透の天然さと、真悟の人懐こさに心奪われました(о´∀`о) 世界観も大好きな作品です。2016/02/15
niger
0
御祓事務所を継いだ、霊を見れるけど、除霊できない透が、除霊できる腹違いの弟を受け入れて、事務所を続ける話。いい子の透がいいな。2014/05/04
punto
0
追記。2008/01/09