内容説明
“裏新宿”―不良少年たちが抗争を繰り広げるエリア。四堂流は、自分でも理由のわからぬまま、どうしようもなくこの“裏新宿”に魅かれていた、そんな流の前に、中国人の少年・フェンウェイが現れた。ある日、人けのない駐車場で数人の少年たちに囲まれた流を見つけたフェンウェイは！？―表題作『あざやかな日々』の他二編を収録。『夜光街』シリーズの「はじまり」を描く短編集。
著者等紹介
石堂まゆ［イシドウマユ］
１０月１３日生まれ。天秤座。Ｏ型。マンガ家のはずが、現在小説家兼イラストレーター。コバルト文庫に『夜行街』シリーズがある。マンガの著作は『乱反射』『カナン』『ＤＡＮＤＡＮ』（角川書店）
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感想・レビュー
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再読。外伝で3本のお話。フェンウェイとの出会い、木佐の高校時代、バレンタインデーでの誘拐。木佐の過去の学生時代、しかもあの日本刀で切りつけ殺してしまった時のお話。1本目と3本目がどこか青春キラキラ!!って感じなのに、真ん中の木佐の過去編が...。真冬と出会ったことで、柔らかくなったと思いきやそこに着地するのねと。でもこの時から何かを探していたんだなぁと。本当にこれでお終いの1冊。流がいい子すぎる。でも前途多難。2024/01/11
