内容説明
『魔』を討つ力を持つ苳也とコンビを組むことになった蓮。仕事は順調だったが、苳也との関係がまったく進展しないのが現在の悩みだった。そんな二人の姿に、胸の中で複雑な想いを抱いている人間がいた。彼―岡本竜樹は、親友であった蓮と憧れの対象であった苳也の変化に戸惑いを隠せない。彼女からの別れの餞別として『珠華』を手に入れた岡本は、苳也を呼び出して問い詰めるが。
感想・レビュー
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レイタ
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再読。唯一普通っぽい友人岡本も、実は受け子にただならぬ想いを抱いていたのだ!みたいな話。結果的にマトモ枠なんだけどなんか普通の人であって欲しかったな…。「この放埓な肉体の中に傷つきやすい清冽な魂が宿っているなど、誰も信じはしないだろう」とかが笑いつつ二次創作臭がする所。受けにこんな思い入れする要素が読者にないからなあ。一番の見所は後書き。一巻読んだ後「この人じゃないか?」と思ったけどこの人だった。元ダンサーで多趣味でスタッフ沢山いてっていうのを自虐風に自慢している巻末が圧巻でよかった(?)記憶に残る自慢。2016/06/10
もっち
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ひとまず落ち着いた感あり。続きを読むかは迷い中。2021/05/30