- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > スーパーファンタジー文庫
内容説明
女子大生・倉石貴子が刺殺体で発見された。しかも葬儀の前に、遺体が消えた。妹の素子には、姉が殺される理由は思い当たらない。ただひとつ、姉の持っていた「呪いの手紙」を除いては…。手紙によると呪いを解くには、自分の血で描いた蛇の絵を順番に人に送らなければならない。その絵のせいで姉が殺されたのだと、素子はいとこの真吾に訴える。それを信用したわけではないが、真吾は自分にだけ聞こえる奇妙な「声」が気になり、手紙を調べることに。だが、事件はまだ終わってはいなかった。