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内容説明
バレンタインデーの夜、岬ちゃんから呼び出されたぼくは、とあるマンションの一室に立っていた。部屋中に散らばる粘液質の青白い燐光。悪魔の痕跡だった。ベッドの上にはこの部屋の住人の物言わぬ血まみれの骸―岬ちゃんの友人らしい。ぼくたちと同類で、相棒の名はフォカロール。風を操る攻撃PK系の悪魔だ。つまり、彼女を襲い、殺せる人間など存在しないはずだった。「誰がいったい、どうやったら殺せるっていうの」岬ちゃんの呟きは、そのままぼく自身の疑問だった…。
感想・レビュー
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