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内容説明
二十四時間後に、降伏か、死を選べ。フリーライターの秋元が受けた脅迫は簡潔だった。彼の部屋を荒らし、その手紙を置いていったのは「マルコキアス」―にたにた嗤いながらぼくの相棒ヴォクラが告げた。数キロ先までの物体なら自在に燃焼させ、召還者に対しては忠実に奉仕する、黒い狼を本性とする悪魔。最強の魔神ペイモンを相棒とする黒沼にとっても面倒な敵らしい…。だが、なぜ秋元が襲撃されるのか。降伏とはどういう意味なのか。相手に手の内が今ひとつ読めなかった。