内容説明
「いらない」。その瞬間、琴子は目の前が真っ暗になった。生まれてはじめて書いたラブレターを、封も開けずに突き返されたのだ。おまけに、建て直したばかりの新居が、地震で大崩壊しちゃうし、こんなのってアリ。とりあえず、お父さんの親友の家に居候することになったんだけど、なんとそこが、琴子をふった入江直樹の家だったなんて…。
「いらない」。その瞬間、琴子は目の前が真っ暗になった。生まれてはじめて書いたラブレターを、封も開けずに突き返されたのだ。おまけに、建て直したばかりの新居が、地震で大崩壊しちゃうし、こんなのってアリ。とりあえず、お父さんの親友の家に居候することになったんだけど、なんとそこが、琴子をふった入江直樹の家だったなんて…。