内容説明
七生は中三、努力のかいあって成績はいい。が、運動だけはダメ。まったく泳げない七生に、保健の先生は「このままでは、赤点をつけるわよ」と脅かす。七生のもう一つの悩みは、どんなに努力しても、クラスメイトの伊戸川君を抜けないことだ。七生は友達のテルコと塾に行くことにした。ところが、その塾には伊戸川君がいた。もっと驚いたのは塾の先生。―水泳を教える塾なんてあるの?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら
7
衝撃的な展開でおもしろかった!挿絵が少女マンガぽくて、だからか少女マンガ読んでるみたいな感覚で読めた。30年くらい前の本だからか今ではありえないことたくさん。中学生が飲酒してるのに親はそんなに驚かないしら怒りもしない。昔ってこんなだったのかな?この今とのギャップもおもしろかったわ。あとがきもよかった。山本文緒さんに親近感持てた。亡くなってしまったのが本当に残念。2022/12/01
nekoja
0
主人公の女の子の成長もの・・だと思うんだけど、えっ、そういうことになっちゃうの?的な話。母との葛藤とか、自分のプライドと不安との折り合いとかはどうなったのよ?!2010/10/02
てぶくろ
0
★★★★☆ 樺木さん(塾の先生)のキャラが好きだったのに、こんなことになってしまうとは。2010/07/25
愛
0
数年前に図書館で読んだ。内容はあまり覚えてないので、いつか購入して再読予定です。