真皓き残響―夜叉誕生 炎の蜃気楼(ミラージュ)邂逅編

  • ポイントキャンペーン

真皓き残響―夜叉誕生 炎の蜃気楼(ミラージュ)邂逅編

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 265p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784086090704
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

現代に換生し、熱いドラマを繰り広げる「景虎」と「直江」。だが遡ること四百余年、戦国時代、初めて出会いを果たした運命のふたりが壮絶荘厳な物語を紡ぎ始めたとしたら…。ここにもうひとつの「炎の蜃気桜」がある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フキノトウ

10
やっと読めました!御館の乱からそれほど経っていないから、景虎の想いが生々しく痛々しい。直江とは敵視し合っていて、なんか新鮮です。竹王丸が、可愛らしかった。本編では、あんまり出てこなくてどこか掴めない、謙信公がちょこちょこ出てきて、この邂逅編読んで良かったです^^2014/02/11

藤月はな(灯れ松明の火)

10
20巻でも仄めかされていた2人の邂逅と上杉夜叉衆、結成話。「いつの間にかついてしまった速読=分冊だと借りる数が限られて困る」という者としては二段組みでイラストもついているのは嬉しい限りです。生者と死者、加害者と被害者、力ある者と無き者の対比と分かり合えない様子が印象的でした。生きるための傲慢さとしての犠牲とその罪深さを負うこと、残される者の辛さと怒り、敗者の勝者への憎悪に心が痛くなります。後にこの二人が互いの存在によって毒を盛り合い、妥協のない言動によって傷つけ合いながらも互いを執心していくとは・・・・。2012/02/11

チカチカ

4
久しぶりに再読。御館の乱で敗れた景虎様の怨霊大将っぷりが凄まじくて哀れで悲しい。色部勝長さんって縁の下の力持ち的に陰で支えている立場が多かったけど、主役級にかっこいい。謙信公もことある事に姿を現し、景虎様の心を支える。おのれが為すべき事を成せ。という謙信公の言葉に景虎様は支えられ、縛られて生きていくんですね。宿体に馴染めず苦しむ景虎様も総てのひとに心を赦す(直江を除く)景虎様もかわいらしい♪2016/04/24

シエル

3
景虎と夜叉衆のはじまりの物語。景虎の凄まじい怨霊振りにびっくり。最初に換生した貧乏クジな色部さんの苦労が偲ばれる。そりゃ景虎も敬語を使うわ。頻繁に助けに来る謙信が、親バカっぽくて微笑ましかった。それにしても「三国一の美少年(笑)」景虎、見てみたい(≧∇≦)。2017/10/31

マアサ

2
邂逅編久々の再読。出たのついこの間のような気がしてたんやけど、初版1999年。。。前世紀でした。ミラージュ本編が読むのしんどくて停滞中なので、邂逅編しばらく読み進めようかな。2014/10/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/478862
  • ご注意事項