出版社内容情報
貴族ながら有能な商人でもある令嬢ミレイア・アスコート。ある日、市場でタチの悪い商人に絡まれていた天使のような少年を助けるが、実は彼は第二王子イグナシオで……!? ひきこもりシリーズ第9弾!
秋杜 フユ［アキトフユ］
著・文・その他
サカノ 景子［サカノケイコ］
イラスト
内容説明
貴族の生まれでありながら、有能な商人でもある令嬢ミレイア。結婚には、どうにもピンとこない日々を送っていた…。ある日、街の市場で天使のような少年に出会う。彼こそが、実は第二王子イグナシオで！？しかも二人は、ひょんなことから期間限定で婚約することになり…！？エミディオの弟、兄の上をゆく腹黒・猫かぶり王子が遂に登場。完結間近！個性派ばかりのラブコメディ第９弾！
著者等紹介
秋杜フユ［アキトフユ］
三重県出身。『幻領主の鳥籠』で２０１３年度ノベル大賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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よっち
31
貴族の生まれで有能な商人でもある令嬢ミレイア。許嫁に婚約を破棄された彼女が街の市場で第二王子イグナシオに出会う物語。許嫁に婚約破棄されてもめげないミレイアがイグナシオと交わした期間限定の婚約。真っ直ぐで商才に長けたミレイアと腹黒猫かぶり王子のコンビが隣国の陰謀を探るうちに、何となくミレイアが絆される感じになりましたが、腹黒王子らしいそつのない詰めとそれでもいいコンビだなと思える二人が迎えた結末はなかなか良かったですね。うっかり既刊をすっ飛ばして読んでしまいましたが、機会があったら読んでみたいと思います。 2018/04/25
ぐっち
30
今回は兄にも劣らぬ腹黒第二王子イグナシオと勤労真面目女子ミレイア。イグナシオにいいようにされてるような、そうでもないような。赤毛の少年・ドニスの行く末が気になりすぎる。2018/04/07
ダージリン
29
前巻で、異彩を放っていたイグナシオの話が読めて満足です！ 想像以上に腹黒でしたね。ミレイアは仕事に生きる自立した女性。恋に落ちたのもあるけど、イグナシオの策謀と兄の協力も大きい(笑)。スハイツが素敵でした～。(ドニス少年はあのヤーゴと主従になってるドニスだよね)。2018/04/18
あさひ．ａ
5
シリーズものと知らずに、タイトルの「商人令嬢」に惹かれて購入。面白かった。純真無垢（演技）の美少年第２王子（１５歳）×婚約破棄を経て実業家街道驀進中の子爵令嬢（１８歳）。ミレイアのしっかりものさ加減がよく、またイグナシオの腹黒な天使っぷりもなかなか萌えた。185ページあたりの、ミレイアの起こしかけた行動をイグナシオが引き継ぐあたりは、人柄と関係性が出ていて好き。2019/02/11
ハルセ
4
ひきこもりシリーズ9作目。 前作読みながらすでに楽しみにしてました！時間軸的にはこっちが先ですね。正直元婚約者には色々不満だけど、ヒロインの性格を考えたら仕方ないのかな。今回のヒロインはデキる女だし崇拝者的保護者も大量にいるけど、さらにその上を行くイグナシオ流石です。適度に自由を許してくれるあたりお兄さんより器大きそう。2019/12/12
