出版社内容情報
代々女王が治める国ルーベルは、容姿端麗、肉体屈強、頭脳明晰な「亜種」たちが暮らす国。だが女王候補のセラフィーナは普通の人間並みの能力しか持たず、その脆弱さゆえに国民と夫候補の騎士たちに溺愛されていたが!?
秋杜 フユ[アキトフユ]
著・文・その他
明咲 トウル[アサキトウル]
イラスト
内容説明
代々女王が治める国ルーベルは、人と似て非なる者「亜種」の末裔が暮らす国。そんな絶対的強者、亜種たちが愛してやまない存在―それが女王候補セラフィーナ、最弱の…!国民はじめ夫候補の騎士たちは、女王の脆弱さこそを愛し忠誠を誓っているのだった。これは、周囲からの溺愛に戸惑うセラフィーナが、女王として目覚め成長していく―最弱こそ最強、奮闘続きの私Yoeee小説です。
著者等紹介
秋杜フユ[アキトフユ]
三重県出身。『幻領主の鳥篭』で2013年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
21
「ひきこもり」シリーズとはまた違う面白さで、大変笑わせてもらいました! 亜種の国民性と最も脆弱な存在である女王への溺愛が…普通の溺愛とは違い過ぎて、可笑しいやら気の毒やらで、続きも絶対読みたいなあ~続刊して下さいね♪2018/03/08
フキノトウ
19
うーん。王女をもの凄い熱量で愛でる臣下たちの勢いに、置いてきぼりにされた感じでした。ルーファス推しです。2018/06/09
ぐっち
18
脆弱ゆえに愛される殿下(といっても通常からすると結構ハイスペック)。この重たい愛を一手に引き受けるのは、かなりの器かと。表紙サギなコメディ寄りのお話が楽しい。2018/03/10
サキイカスルメ
12
がんばれ、殿下!人より高い凄まじい身体能力を持つ亜種の国ルーベルで、唯一にして絶対の存在である女王候補のセラフィーナが人並みの身体能力で国民に愛でられながら奮闘するお話。コメディですね。溺愛っぷりが少し怖くもありますが、セラフィーナが精神的に強い子なので楽しく読めました。恋愛要素は薄めかな。セラフィーナが女王になる奮闘記なので。短編連作形式だったのも、サクサク読めてよかったです。2018/04/10
よっしー
9
明咲さんの麗しい挿絵とギャグっぽいストーリーの落差が(^_^;)表紙からしても本命はルーファスかな…個人的にはハウエルが好きなんだけどね。続きが出たら読みたいけど「ひきこもり」シリーズも読みたいからなあ。2018/05/25