コバルト文庫
ブライディ家の押しかけ花婿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086080385
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

マリー・ブライディは伯爵令嬢ながら、社交界にも出ず、魔法石の研究に没頭している17歳。ある日、酔った父が結婚相手だと言って青年を連れてくる。デューイという彼は、なんとこの国の王子で…?




白川 紺子[シラカワコウコ]

庭 春樹[ニワハルキ]

内容説明

マリー・ブライディは伯爵令嬢でありながら、社交界にも出ず、魔法石の研究に没頭している17歳。ある日、酔っぱらった父が「おまえの花婿を拾ってきてやったぞ」と、ひとりの青年をつれてくる。デューイというその青年は、なんとこの国の王子だった。デューイはマリーに求婚するが、独身主義のマリーは結婚する気などまったくない。だが、デューイは花婿として家に居座ってしまい…?

著者等紹介

白川紺子[シラカワコウコ]
三重県出身。『サカナ日和』で第154回雑誌Cobalt短編小説新人賞に入選の後、『嘘つきな五月女王』で2012年度ロマン大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

47
伯爵令嬢でありながら社交界にも出ず、魔法石の研究に没頭するマリー・ブライディ17歳。そんな彼女に酔っぱらった父が結婚相手として国の王子デューイを連れてきて、マリーに求婚する物語。苦い過去から容易には男性を信用できないマリーと、焦らずそんな彼女に寄り添うデューイ。彼とのやりとりを重ねて少しずつ変わってゆく二人の距離感や、それでも恥ずかしくてなかなか素直になれないマリーがとても良かったですね。以前の作品とも繋がりがあったりで、こういう世界観や不器用な関係は大好きなので、これからも広がってゆくことを期待します。2017/06/27

はな

33
図書館本。今回もとてもよかった。1作目とははっきりとした繋がりはないけれど世界観が1作目の時よりも可愛らしい感じで好きな世界観です。魔法石の描写も素敵で実際にこんな医師があるなら私もほしいと思うような感じです。春荒れの魔女になれなかったマリーが心に封印していた本当の思いに気づいて押しかけ婿と甘い感じになれて良かった。この二人の関係がどうなるのか一気にラブラブになってしまうのか気になるところです。続きが出てくれたらうれしいな。2017/07/21

ぐっち

33
貴族たちが魔法を使う、「若奥様…」と同じ世界観のお話。ヒロインの生まれながらの魔法が可憐すぎる。そして動物使用人たちが可愛い。あと今回ももうひとカップルが気になります。2017/05/13

チャコ

28
シリーズ2作目。1作目は未読。まだまだ少女漫画脳継続中のため、引き続きコバルト文庫から。過去の辛い出来事から独身主義となり魔法石の研究に没頭するマリーと、酔った父親が花婿として連れてきた一途な王子デューイの恋物語。メルヘンな世界観の中で、切なさの残るビターな事件は良いアクセントに。頑なな少女が次第に絆されていく様子はなんとも微笑ましかったです。心ときめくとまばたきからガラスのような蝶が生まれる魔法って、何の役にも立たないかもしれないけれどすごくロマンチック。どの魔法も魔法石もネーミング含め素敵でした。2019/11/29

はるき

26
 久々コバルト文庫。ファンタジーで恋愛で、何かくすぐったい気分でした。2018/10/14

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