コバルト文庫
黒猫と伯爵令息―お菓子の家のおかしな事件簿

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 286p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086018760
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

魔王の血を引くバルバストル伯爵家が治めるアラザン。“黒猫"のあだ名を持つ少女エリーゼは、人間の食事が必要ないはずの伯爵家の料理人に任命された! 伯爵令息のアランの魔力に関係あるようで…!?

内容説明

魔王の血を引くというバルバストル伯爵家が治める地、アラザン。闇のような漆黒の髪に、輝く金緑の瞳―“黒猫”のあだ名をもつ少女エリーゼ・ルルーは、人間の食事が必要ないはずの伯爵家の料理人に指名された。実は、伯爵令息のアランが魔力を失い、食事なしでは生きられなくなったというのだ。いつも不機嫌で冷たいアランに戸惑うエリーゼだが、彼の深い悩みを知り、力になりたいと思い…?

著者等紹介

長尾彩子[ナガオアヤコ]
9月6日生まれ。東京都出身。「にわか姫の懸想」で、2010年度ノベル大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

莉芳

14
可愛いお話でした。挿し絵は勿論、文章もきらびやかです。前作でも思ったけど文章だけで情景が浮かぶようです。令息がデレるのは早かった(笑)国名がお菓子なせいで漂う緊張感も霧散しますね!サンドリヨンが我が家にもほしい!2016/04/20

雷華

14
表紙と紹介文で購入。ちょっと置いてました。甘いお菓子と比較的ホンワカとした内容です。テンポが結構早いですので、話もポンポンと進んでいきますが、面白かったです。童話を読んでるような感覚で本当に可愛くて双子の妹の話とあわせて続きが出て欲しいです。しかし…著者を確認したら長尾先生で、色々戦慄しました。2015/11/27

織田麻里

13
児童書風なおとぎ話。しかし、いちいちフランス語のルビを振っているのが、女性の中二病かと。4話の短編で、それぞれ物語にバリエーションはあったので、それなりには楽しめました。でも、ルビ多めは読みづらい。2015/11/02

bulbul

10
ファンタジーな世界の可笑しい登場人物たちが紡ぐ笑いの中に涙ありな3つの短編集でした。特に「呪いの人形」編のラストの“奇跡”が安易に流され(再会)なかったのがせつなく哀しくても良い読後感でした。黒猫サンドリオンの働きぶり、撹拌担当とは涙なくしては読めないよ^_^;2015/10/05

六花

9
料理人ヒロインとツンデレヒーロー。ヒロインの相方の黒猫ちゃんが魔女宅のジジみたいで凄く可愛かった!「ふえーん」って泣きながらメレンゲ作る姿が可愛くて愛しくて…!o(>ω<*)o お話も童話チックで癒された♪2017/11/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9850964
  • ご注意事項

最近チェックした商品