出版社内容情報
五色の闇を従え、漆黒の女皇と戦うラエスリール。白煉の目には彼女は寛大で世界を守り抜く存在ではなく、我が世界の何物も失いたくない欲張りな娘。真の女皇有資格者二人を待つ“驚天動地"とは…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩羽
10
五闇を完全に従えて、女皇を追い詰めたラスは決定打となる一撃を放つ。しかし、女皇という揺り籠の中で揺蕩っていた泥闇が、揺り籠から滴り出てくる。白焔の妖主に命じられた人形づくりの課題をこなしていた邪羅、拾った妖鬼を育てている空也など、笑えるポイントがいくつか。だんだん女皇が可哀想になってきた。2020/03/01
シュウ
8
鎖縛や空也、邪羅の現状は面白く読めた。雛の君との決着が着いたようで着いていない。2018/07/15
べべっち
8
あっという間に読了。久々に浮城の面々登場。山は越えたらしいけど、あとがきには、ラストまで短くない…と。気長に待ちます(-o-;)2015/07/02
Norico
5
ラス対女皇の闘い一段落。2022/06/01
よみにゃん子
5
ついに決着、かと思いきや。いつもの展開でした。まあ、あそこであっけなく女皇を倒してしまうのも破妖の剣らしくないですね。穢渦の件があるので、この巻で決着がつくとは思っていませんでしたし。と、完全に作者のペースに慣れてしまっています。今回の見所は、リーヴィと邪羅ですかね。ぷりぷり怒るリーヴィに、言葉が足りずに地雷を踏んでしまう邪羅。白煉母さんの宿題だからって、何もあんな登場の仕方はないだろうに。誰だってフォローできません。セスランがどうなっているのかが気になっていたので、次巻で読めることを期待しています。2016/08/05
-
- 和書
- 大声小声もう一声