コバルト文庫<br> 伯爵と妖精―新たなるシルヴァンフォードにて

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コバルト文庫
伯爵と妖精―新たなるシルヴァンフォードにて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784086017763
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

すべての戦いを終え、平和を取り戻したリディアとエドガー。息子のアルヴィンも生まれ、一家は改めてエドガーの両親の領地を訪ねるが…。文庫未収録の短編を含む、愛いっぱいの後日談。

内容説明

すべての戦いを終え、平和を取り戻したリディアとエドガー。息子のアルヴィンも1歳半になり、エドガーは改めて亡き父の領地であるシルヴァンフォードを訪ねることに。だが両親の墓は硬く閉ざされており、墓守の老人はエドガーを後継者とは認めなかった。一方パリへの留学話が出ているポールは、ロタに求婚するべきか悩んでいて…。大ヒットシリーズのその後を描いた愛いっぱいの後日談!!

著者等紹介

谷瑞恵[タニミズエ]
三重県出身。『パラダイスルネッサンス』で1997年度ロマン大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめありす@灯れ松明の火

74
スタイにはお母さんのクローバーの刺繍、ロンドン塔に大鴉、優しくて厳しい両親に、可愛い相棒。冬には雪うさぎの帽子、ヴェネチアのモザイク。海に行けば人魚と海賊娘。沢山の幸せを約束されて生まれてきたアルヴィン。ただいま、お帰りなさい、ただいま。愛する妻と可愛い三人の子供と一緒に辿り着いたシルヴァンフォード。長い長い伯爵の旅はこれでおしまい。そしてここは新しい血と古い絆がとけあって、新たなるシルヴァンフォード。そう、新しい伯爵と妖精の物語のはじまり。行ってらっしゃい。いつかあなただけの妖精が、見つかりますように。2014/05/18

ダージリン

44
シリーズ自体との付き合いが長いので、様々なことの果てにこうやって幸せに暮らしている彼らを見ると、しみじみ良かったね~と込み上げるものがあります!(笑) 2014/01/18

しゅわ

38
【図書館】感動のフィナーレのあと、シリーズ第32作目は短編集。ちびリディアのかわいいお話、妖精のパウンドケーキとイヤリングの話はその後の二人の幸せそうな姿がほほえましい二編、そして!コレが読みたかった!!というシルヴァンフォードへかえるエピソード。墓守のおじいさまもいい味出してるけど、あの一言でわかってくれるマークがいいなぁ♪ ポールとロタはやっぱりそうなるか…と複雑な気持ち。アルヴィン伯爵の小さな冒険。あいかわらずなエドガーとケルピーにニヤリとしつつ、ロビン少年が少しでも浮かばれることを祈ります。2016/10/29

志乃

31
穏やかだ。ハプニングがあったとしても、穏やか。「春を待ちわびて」なんて、前の二人だったらもっとややこしい事になってただろうに。二人の絆の強さはもうここまで来たんだなぁとしみじみ。もっとこのシリーズ読みたいけど、ここまでくると引っ掻きまわそうとしたって無理だね。なんかシリーズ完結に納得しました笑 エドガーがレイヴンに違法なことをしなくてよくなったとたしなめるシーンや、両親のお墓参りのシーンには、胸が熱くなりました。うん、ほんと成長したね、エドガー。リディアに関しては成長しないエドガーをもっと見たかったけど笑2014/01/15

そうび

29
表紙のニコがくっそかわええです。アルヴィンにライバル心を燃やすレイヴンの気持ちも分かる(笑) うさぎ帽子が好きな女の子も三児の母となり、公爵はあいかわらず愛がでかい。新たな伯爵も妖精博士となるんだろうか、未来への希望がふくらむね。読み切りから始まった壮大な愛と不思議の物語、よいものでした。2013/12/31

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