出版社内容情報
世界の終わりのカウントダウンが鳴り響くなか、雛の君の放った攻撃は、ラスと乱華を貫こうとしていた。そこに、実父・王蜜の君がふたりの前にたちはだかって…!? 全身全霊の愛と憎しみを君に捧ぐ――! 感動の展開!
内容説明
「五要の闇」すべてを従えたラスは、世界の終わりのカウントダウンが鳴り響くなか、第六の妖主「雛の君」と直接対決へ突入した!まるで新しい玩具を得たかのようにはしゃぐ雛の君だったが、ラスの動きはどうにも奇妙で…。いぶかしむ雛の君は遂に、ラスと乱華の二人に攻撃をしかけた!しかしそこで乱華をかばって飛び出して来たのは、他でもない実父・王蜜の君で…!?疾風怒涛の展開!
著者等紹介
前田珠子[マエダタマコ]
1965年10月15日、佐賀県生まれ。1987年『眠り姫の目覚める朝』で、第9回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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プリムローズ
14
ひどい父だと思っていたラス父を見直したところで、退場ですか・・・。チェリクさんとのラブラブっぷりをもっとじっくり堪能したかったなあ。そして、毎度恒例の後半部分・・本編以外の物はなんだろうと思ったら、パラレル漫画・・・。別シリーズの番外編とどっこいどっこいな感じだなあ。2013/08/21
宮城
12
なんていうか。ある意味読者の期待を裏切らない(笑)作品ですね。 正直またかーなわけで。しかも今度は漫画(苦笑)編集さんもページ数を稼ぐためにあの手この手で大変ですね。こんな埋め合わせよりもちゃんと作家にこのページ数でって書かせる手腕を磨けや!とか思ったりなんて内緒です(苦笑) そして毎度思いますが。この薄さなら税込でジャスト500円にしてください。2013/08/04
鳩羽
10
女皇の攻撃から乱華を庇った王蜜の妖主は、自らの絶対領域に子らを連れて行く。そこでラスには原初の闇の力を与え、乱華と緋陵姫にはラスが望む世界のためにできることを示唆する。…喋らない、何考えてるか分からない金パパが喋り、ただのいい人だということを明らかにして逝ってしまった。最後に最愛のひとが来てくれて、よかったとしかいえない。2020/02/03
ネムコ
10
17巻! 17巻って! でも今回はちょっとだけ進んだか。しかし今更リーダイルと緋陵姫の心情暴露…。王蜜の妖主もあまり頭が良くなかった気がする。そしてオマケは破妖の同人マンガ…。2013/08/03
シュウ
7
王蜜が死に至るとは思っていなかった。2018/06/04