出版社内容情報
いよいよ舞妓を辞めようと考え始めた千代菊。そんなとき、初恋相手の紫堂が囲碁のタイトルに挑戦することになり、勝ったらプロポーズすると告げられる。だが…千代菊の初恋が終わる、衝撃の展開!
内容説明
舞妓を辞めようと考え始めた千代菊。だが、初恋相手で高校生プロ棋士の紫堂がタイトルに挑戦することになり、勝ったらプロポーズすると告げられる。彼の気持ちは嬉しいし、もちろん勝ってほしい―応援するしかない千代菊だったが、紫堂とのキスを楡崎に見られてしまう。一波乱あることを覚悟するも、本当の事件はこのあとに起きたのだった…!千代菊の初恋が終わる、まさかの衝撃展開。
著者等紹介
奈波はるか[ナナミハルカ]
静岡県出身。某国立大の授業料免除学生として京都に10余年暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蜜葉
5
長年読んできたシリーズ。紫堂は志乃の両目の視力を奪ってしまった負い目から、千代菊との婚約を諦め、志乃と婚約することに。千代菊を最初で最後に愛した女だと、告げて後ろを振り返らずに去る。志乃は紫堂を愛していたから、最愛の人を手に入れられて嬉しいかもしれないけど、心は手に入れられないのって寂しいと思う………。現実的に考えると、志乃が途中で疲れて紫堂に離婚を申し込むだろうな。2014/10/12
フキノトウ
5
切ない。紫堂の選択は、彼らしい。どっちを取っても紫堂は幸せにはなれないだろうし。でも、志乃さんはそれでいいのかな。うーん。相変わらず、楡崎のプチ歴史講座は面白いです^^楡崎にカミングアウトして、付き合っちゃえばいいのに。とにかく、千代菊や美希也や楡崎には幸せになってほしいです!2013/08/21
ゆん
3
あれ~?この巻はちょっとダメだった~>< この巻に関しては女性目線で志乃さんが可哀想だ。男3人でどんな三角関係だ!って^^;志乃さんがいたから紫堂が千代菊をあきらめやすい?事になったんだろうけど、なんかちょっと…切ないっていうより「は~?」ってなっちゃった。楡崎のヤキモチ大人げないって思ったけど千代菊が二人を振り回しすぎ(苦笑)2018/02/27
しお
3
まだまだ続けるのかと思いきやこの巻で紫堂と決着が。意外な急展開です。てっきり正体を打ち明ける形でケリがつくと思い込んでいたので、少女小説では中々いないレベルに当て馬な志乃さんの心情を思うと不憫すぎてモヤッとする。2013/06/14
かめさん
3
ここ数冊で一気に完結に近づきましたね。 残るはラスボス、楡だけですね。どうなるんだろ? でも話の進め方が急すぎて、ついていけない~ 2013/05/02
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